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      <title>ジュリママのちゅうちゅうとれいん</title>
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      <description>政治とジャーナリズムと芸術と猫、生活の中で感じたことをなんでも書いてゆきます。猫まみれ人生ですが、とりあえず万歳！（笑）</description>
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         <title>群集</title>
         <description>来月、ちょっと大きな演奏会を控えていて、今はその練習に明け暮れている。バッハの＜マタイ受難曲＞。その中にイエスの処刑を叫ぶ群衆の場面があるのだけれど、あの場面を弾いていると、ここ数ヶ月の小沢一郎民主党幹事長騒動が頭をよぎり、とっても嫌な気分になってしまう。バラバ、バラバと理性なく叫び続ける群衆の様子に、バイオリンの弓の動きも思わずイライラ。

年に一度の祭りの日、重罪人を一人だけ民衆が選び、釈放する習慣のあったエルサレム。ローマのユダヤ総督ピラトはイエスを釈放したかったのだけれど、ユダヤの指導者たちに煽動された群衆は口々に、釈放するのは「バラバ」だと叫ぶ。群衆の高揚してゆくその声に圧倒されて、結局イエスを磔刑に処し、バラバを釈放することになってしまうのだけれど、バラバというのは殺人犯であり、強盗、かたや無実。指揮者いわく、「群集は、麻原彰晃を釈放しろって言ったようなものだ」。

小沢氏を無実だとは言わないけれど（っていうか、政治家なんて誰一人として無実のはずはないんだもの、所詮「悪党」）、「愚衆」「愚民」の渦に巻き込まれて、小沢を磔刑にしろと叫ぶ気には到底なれない。・・・って言ったって、「私は愚かじゃない」なんて言うつもりはサラサラないし、傲慢かます気もないけれど、小沢事件に関しては、これほどまでに偏向報道を繰り返し、小沢氏を磔刑に処せと煽るマスコミ、政権転覆でも図っているのかと思わせる検察、そんなヤツラの煽動に乗ってたまるかという気になる。

何千年たっても、ほんと、人間って愚かなまま。
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         <pubDate>Sun, 14 Feb 2010 13:10:09 +0900</pubDate>
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         <title>ハズレの獣医さん</title>
         <description>15歳になったばかりの寿々ちゃんが、布団の上で終日ぐったりしていた。なぜか他の猫より数段歯が弱く、今ではすっかり歯の抜け落ちたおばあさん猫になってしまっているのだけれど、それでも普段は若いものに負けていない。一階と二階を猛スピードで行ったり来たりして、その合間に、夫の仕事場のドアの前で「ウエ～ン（入れてちょうだい）」と訴える。

それがここ数日静かで、夜、寝ている夫の頭の上をトントンと歩き回り、最後に爪で鼻をひっかけて怒られるというシーンもなかった。大変大変と、大慌てで病院に連れていったものの、その日は「ハズレ」。この病院には、やり手の獣医さん一人と、頼りない実習生もどきの獣医さんが数名いるから、きょうは当たりかしらハズレかしらと、競馬にでも行く時のような気分（←競馬はやりませんが）。で、ハズレ。トロいんだわ、この獣医さん（女性）、おもわず後ろからネジを回したくなる。

聴診器を当てず、体を触らず、体温も測らず、口だけアングリ開けてみて「ちょっと腫れていますね、風邪かしらん？」と首を傾げる。「とりあえずインターフェロン打っておきますぅ～。で、抗生剤は一回打てば2週間効果が持続するというのにしますぅ～？」と聞いてくるので、「もし他の病気だとわかった時、他の抗生剤が使えないなんていうことになると困るから、錠剤を出してください」と、素人判断で適当に答える。治ったら、薬は即ストップしたいし。それよか獣医さん、体温とか計らなくていいの？

そんな頼りない診察だったけれど、それでも2日して寿々ちゃんは回復した。歯がまったくないので満足に食事ができず、弱ってしまって抵抗力がなくなってしまっていたのかもしれないと、11歳以上、13歳以上、15歳以上用という猫の缶詰とお刺身をたくさん買ってきて、ねえ、これ食べる？これ食べる？一日でも長生きして欲しいから飼い主は必死。

我が家のノルマは最低18歳まで生きること、で、20歳が理想。たった11歳で死んでしまったフクちゃんは、約束を破ったおバカさん。
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         <pubDate>Sun, 31 Jan 2010 15:51:19 +0900</pubDate>
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         <title>二人の友人</title>
         <description>CSのシネフィル・イマジカで、モーパッサンの短編集を映画化したものが連日放送されていた。どれを観ても、モーパッサンの小説ってこんなに不条理な世界だったかしらと、「猫だまし」にでも遭ったような気分。もう何十年も前に読んだきりで、すっかり忘れてしまっているのだけれど、もっと平易な内容だったような…。そうかあ、そうだわねえ、フランスだものねえ…すんなりとはいかないか。

都合6篇見たうち、一番印象に残ったのが『二人の友人』（原題『Deux amis』）。大の釣り好きだった二人の友人の話。日曜日ごとにマラント島に出かけ、釣り糸を垂れていた時計屋のモリソーさんと小間物屋のソバージュさん。普仏戦争が勃発して釣りどころではない毎日。そんなある日、パリの場末の大通りで二人は偶然に再会、これが二人の友人の運命を大きく狂わせてしまうことになる。危険を冒して釣に出かけた二人を待ち受けていたのは「死」。プロシア兵に捕まり、銃殺され、石を足にくくりつけられて川に投げ込まれる。その死体は寄り添うように川の流れに消えてゆく、というそんなストーリー。

原作では、二つの死体は「石の重さで足を先にして、突っ立ったまま河の中に沈んでいった。」（新潮文庫・青柳瑞穂訳）とあるけれど、映画ではそれほどぶっきらぼうに、死が表現されてはおらず、二人の友人というその題に含みを持たせた、なんとも言い難いラストシーンが演出されていた。罪なき二人の市民が戦争に巻き込まれ、無造作に殺され捨てられるその物語は不条理そのもの。言いようのない、うっすらとした恐怖が全体を覆っていて、観終わった時に胸に残る、なんとも言い難い感情。

ちょうどマスコミは「小沢事件」で大騒ぎ、罪なき人を罪に陥れ、虐殺を重ねながら思想統制を行っていった特高警察の、その動きにそっくりな検察を不気味に思っていたから、川に投げられた死体２つが妙にリアルに思えて仕方がなかった。「小沢事件」を政治と金の問題だけだとして小沢氏を断罪すれば、検察に、いくらでも検察の思うがまま、政治を動かせるという特権を与えてしまうことになる。

政治家が脛に傷のないはずもなく、だからそのひとつふたつ、犯罪とも言えないほどのすり傷を、さも重大な犯罪のように仕立てあげれば、政治家なんて、簡単に失脚させることができるというわけだ。検察次第で戦争勃発は思うがまま。挙句、川に浮かぶのは国民。
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         <pubDate>Sun, 24 Jan 2010 19:04:15 +0900</pubDate>
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         <title>森も自然も命もろとも・・・</title>
         <description><![CDATA[私の住んでいるところはイ・ナ・カ。まだまだ自然がたくさん残っていて、寒い冬がようやく通り過ぎる頃には、ウグイスの鳴き声で目が覚め、それからもう少し経つと、ホトトギスの声。文化からはほど遠く、目の保養になるような贅沢品も、この付近では一番垢抜けていると言われている「デパート」に行っても、お目にかかることはできないけれど、野鳥の声が間近で聞けるなんて、いまどき最高の贅沢かもしれない。

ところがここにきて、東京への（かろうじての）通勤圏内ということもあって、中途半端な郊外は、「開発」の名の下に、どんどん自然が破壊され始めている。ついこの間までは道路脇の深い森から野ウサギが飛び出してきたり、たぬきの親子が姿を見せたりしていたのに、今ではその森もすっかり姿を消し、酔っ払って帰ってきたら、どこが自分の家かもわからないほどそっくりな西洋ふうの家々と、高層マンションやホームセンター、ペラペラの建材にどぎつい色のペンキを塗りたくった、ぺらぺらのファミリーレストランが建ち並ぶ。まるで、追われた動物たちの墓石みたいに。

我が家のすぐ側にも鉄道が延びてくるとかで、工事の真っ最中。不便でも良いから自然が欲しいと思って転居してきた身としては、駅が近くなることなんて、朗報でもなんでもない。それよりも、深い森の木々が根こそぎ倒され、赤茶けが土が丸見えになっている光景を見ることのほうがずっと辛い。そんなある日、「イノシイが出没しているので注意してください」という広報が流れてきた。深い森を削られ、棲家を追われたイノシシが人里に現れたのだろう。あの巨体だもの、逃げ隠れすることなんてできるはずもなく、だから早晩命を失うに違いない。憐れでならない。

人の住むところに出て来ちゃいけないよ。お願いだから、人里離れたもっと奥の森に逃げておくれ。なんとか命永らえておくれ。そんなことを思っていたら、14日に鳩山首相、首相官邸で開かれた温室効果ガス25％削減に向けたイベントで、こんな挨拶をされたそうな。「いま1日100種類の命が失われている（…）人間が存在しているからこそ、このような地球になっていることを謙虚に認めなければならない。」

＜写真（上）：我が家のシロウサギは安泰。＞
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         <pubDate>Fri, 15 Jan 2010 15:47:10 +0900</pubDate>
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         <title>今年のお正月は、猫と風邪で明けました！</title>
         <description>♪明けましておめでとうございます♪

年が明けてすでに8日が経過。1月31日から一週間「胃腸風邪」にやられてダウンしていたので、なんだか日が経つのがとても早く感じられる（年のせいじゃないって）。お正月に徹底的に飲むつもりで意気込んで用意した、ワインもシャンパンも日本酒も焼酎も手つかずのまま、お餅も元旦にお雑煮で3個食べたきりという、前代未聞の侘しい年明けになってしまった。でもまあ、風邪で良かった。

まさか、風邪を引くなんて思ってもいなかったから、食欲が一切なく、だるくてただひたすら寝ているだけの自分がなんとも不気味で、過労だろうと思ってはみるものの、心のどこかに、年貢の納め時かもしれないと、お正月早々ロクでもないことばかり考えたりして。

それでも母（←猫の母）は強し。起きるのがやっとだというのに、猫のトイレ掃除は一日も欠かず手も抜かず、真美ちゃんは命がかかっているから、強制給餌も朝と晩。夫の食事は「ごめんなさい」で済むけれど、猫たちには一切の言い訳が通用しないから、這ってでも面倒をみなくちゃならなくて、これは結構辛かった。人間の子の母親にはならず、「ない子で苦労はしない」はずだったのに、世の中そうは上手くいかない。猫の母としての苦労を味あわされることになってしまった。11匹もの偏屈猫どもの。

病んでみて改めて、11匹の猫を飼うということがいかに大変なことかを実感。世話をすることが大変というより、もし我が身になにかあれば、この子たちは確実に路頭に迷う。人間なら、親を失くした子には行政が手を差し伸べるけれど、猫の場合、行政が差し伸べる手と言えば「処分」。だから「飼い主になってあげる」なんて大見得をきった以上、11匹の猫の命を守るためにも、なんとか長生きしなくちゃならないというわけ。責任重大。

とにもかくにもすっかり元気回復したのだから、このまま長寿への道まっしぐら。この週末にはお酒も飲めそうだから、改めての新年会、夫と猫達11匹で賑やかに過ごすことにしよう。今年一年、家族みんなが健康に過ごせますように！そして、ずっとずっとこの幸せが続きますように！！
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         <pubDate>Fri, 08 Jan 2010 13:59:10 +0900</pubDate>
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         <title>2010年に期待しよっと！</title>
         <description><![CDATA[あっという間の12月、2009年もあと少しで店じまい。今年の「ジュリママ商店」は絶不調、なんともパッとしない一年だった。今年というか、2006年ごろからかれこれ４年、気分も仕事もなにもかも沈んだままで、なにひとつ成果という成果があげられていない。そんな自分に腹を立てたりクヨクヨしたりの日々、時間ばかりを無駄に食うという、実にもったいない人生を過ごしてしまった。

若い頃から（←今も若い・・・たぶん）怖いもの知らずで、無鉄砲と思われるほど前向き。それなのに、ここ４年間というもの、後ろを振り返ってはため息ばかり。前を見るのがひたすら怖く、将来というものを考えるのがすっかり嫌になってしまっていた。泥沼に足をからめ取られたカバさん、前に進むことができずもがく。もがけばもがくほど沈むの悪循環、もう首のあたりまで泥。

昨年の3月、まさかの福太郎が死んでしまったけれど、あれも私の気力が落ちていたせいだったのかもしれない。もっともっと私が活き活きと生きていれば、福太郎の薄い命に力を分けてあげることができたのかもしれないと、フクのことを思い出してはそう思う、ごめんねフク。いろいろいろいろ思い悩み、どうかすると生きていることの意味さえ見失ってしまいそうな、それほど苦しい2009年だったけれど、なんとか持ちこたえてようやく越年。

どれほど心を乱しても、冷静に見守ってくれていた夫よ、ありがとね。そして、小さな体で必死に生きる姿を見せ続けてくれる猫達にも感謝。来年はきっときっと素敵な年、挽回しなくちゃね、今までの分。
<!--<noimage2></noimage2>-->]]></description>
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         <pubDate>Sat, 12 Dec 2009 10:28:36 +0900</pubDate>
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         <title>ミンコフスキのラモー</title>
         <description><![CDATA[11月5日、東京オペラシティでミンコフスキ指揮＆ルーブル宮音楽隊の演奏会を楽しんできた。もともとミンコフスキの大ファン、録画してある彼のいくつかの演奏会を、毎晩のように繰り返し繰り返し観て聴いて楽しんでいる。ミンコフスキは天性の音楽家なんだと思う。音を楽しむ天才、そして楽しませる天才。一度、生の演奏を聴きたいと思っていたら、偶然にも3日にオペラシティに用事があって出かけると、でかでかと彼の演奏会のポスター。2日後とは急な話だったけれど、いちもにもなく飛びついてしまった。

実に楽しかった。こんなに楽しい演奏会は久しぶり。前半はラモー＜もう一つのサンフォニー・イマジネール（ミンコフスキ編）＞。ラモーのオペラの中の管弦楽曲を、ミンコフスキ自身が編曲したもので、どれもこれも体を動かさずにはいられないほど楽しく、そして時に美しく、オペラの場面が目の前に繰り広げられているかのよう。演奏も見事。ミンコフスキは思ったより巨体で、このおじさまが…と一瞬思ったが、指揮は実に軽やかで、お茶目で人懐こい笑顔がたまらない。

第二部はモーツァルトの＜ポストホルン＞。聴き慣れた曲だし、ラモーに比してさして興味もなかったはずなのに、どうしてどうして。中でもオーボエが秀逸で、ツウのダンナさんが言うには、あれはクラシカルオーボエとかやいうものなんだそうな。でもってミンコフスキのことだもの、タダではお客様を帰さない。終盤、この曲の主役であるポストホルンが登場するのだけれど、それがまた、郵便配達夫の格好をした奏者が赤い自転車に乗って舞台袖から現れ、一通の手紙をバイオリン奏者の女性に、小包をミンコフスキに手渡しながら、片手運転で完璧に吹きまくって消えていくという趣向。なんでもこの自転車、どこかの郵便局から借りてきた本物なんだとか。

こうなったらアンコールも期待しちゃう。まずは私の大好きなラモーの＜優雅なインドの国々＞の中の「未開人の踊り」。そして、モーツァルトの＜ハフナー・セレナード＞ の中から ロンド。これってアンコール？テンポが極めて速かったけれど、コンサートマスターは見事なテクニックの持ち主で、さらっと弾きこなす。そして、それを楽しむ指揮者と演奏者。最後にグルックのバレエ音楽＜ドンジュアン＞の「怒りの舞」で華やかに幕が下りる。すごい、すごい！ふ～ん、すごい！拍手鳴り止まぬ中、楽団員がすべて引き上げた後も、何回も舞台に戻ってきては投げキッスを繰り返すミンコフスキ。

あれ以来毎朝、寝床で目が覚めるとラモーの鼻歌。よっし、「ミンコフスキをパリで聴く！」…これを目標に、仕事、がんばるぞ～！<!--<noimage2></noimage2>-->
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         <pubDate>Sun, 08 Nov 2009 17:35:27 +0900</pubDate>
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         <title>マリ改め、里音（さとね）です。</title>
         <description>マリちゃん、投薬をして一週間後に病院で再検査。原因はわからないのだけれど、好酸球数が依然高い。再度のレントゲン検査では、心臓にも若干の不安ありとのこと（素人の疑問。どうして1週間に2度もレントゲンを撮ったのだろう。最初の診断で異常はないということだったではないか）。病気持ち「…かもしれない」といった程度の、あやふやな獣医さんのご託宣。人間を看るお医者さんに「葛根湯医」というのがいるけれど、この獣医さんはさながら「インターフェロン医」かな？

それでも、マリちゃんの「里親探しプロジェクトチーム」のメンバーの努力の甲斐あって、そのお友達が飼ってくださるということになった。ところがよくよくお話しを伺うと二の足。一番のネックは、ペット不可の公団住宅住まい。高度成長期にペットの飼育を禁止する公団住宅が林立、そのあたりから動物との共存、弱者排除の思想が市民権を得てしまったのではないかという思いもあって、ペット不可については大いに異議ありだけれど、規則は規則。規則を破れば当然のことながらの罰則。被害を蒙るのは物言えぬ動物。

もう一つのネックは、動物病院に行くには車が必要な距離なのだそうだが、ご当主は運転ができないという。近くに住む娘さんが車の運転をするが、娘さんは猫を飼うことに反対だというのだから前途多難、病気になったら引き取ってくれるかしらという条件なのだとか。もちろん、病気になって面倒がみられなくなったからと遺棄、放棄だなんてとんでもない、何年後でも引き取る覚悟はある。

でも、生きているもの、常に健康でいられる保証なんてどこにもない。人間だって年を取れば体が動かなくなるし、若くても病気ばかりは不測の事態。動物を飼うということは結婚と同じこと。健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか…というアレ。

後々引き取るぐらいなら、ええいままよ、ウチの子にしてしまえ、というわけで、マリちゃん改め里音（さとね）ちゃんに。里音ちゃんの最初の呼び名は、LIONそっくりの風貌だから「里音（りおん）」ちゃん。ところが我が家の猫どもには、洋風の洒落た名前がどうもしっくりこない。ということで「さとね」ちゃん、通称サッちゃん。この名前がいたく気に入ってくれたようで、サッちゃんと呼ぶとどこからでも飛んでくる。

これが生涯で最後の最後の最後の飼い猫。牛猫・福太郎の空席に上手く潜り込んだ、スコティッシュフォールドの里音。後釜に不服はないでしょ？福ちゃん。

里親さんに名乗りをあげてくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。
文末ながら、改めてお礼を申し上げます。

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         <pubDate>Mon, 05 Oct 2009 21:37:32 +0900</pubDate>
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         <title>拾う神様</title>
         <description><![CDATA[マリちゃん、昨日抜糸。抜糸の時は院長さんではなく、いつもうら若き獣医さんが担当する。実の娘がいたとしても、もうちょっと年がいっているだろうなあと思うほど若く、電車の中で、携帯片手にメールだかゲームだかをチコチコやっているお姉さんと寸分違わない雰囲気。内心、大丈夫？・・・まあ、糸切るぐらいならできるか。

この動物病院、10数年前にシモタヤの一階で開業、休日なしで働く院長ご夫妻の熱血ぶりが評判になって患者急増、やたらと大きくなって今ではコンクリート3階建て、CT装備という豪華さ。それに伴って獣医さんをたくさん雇ったのはいいのだけれど、臨床経験の浅そうな若い先生ばかり。育てあげると独立してしまうと嘆く院長さん。若い子たちの臨床訓練とおぼしき場に、大切な飼い猫を連れてゆくほう だって嘆きたくなる気分。

夕方、6時を過ぎた頃の病院でいつも出会うのが白黒巨大お猫のニャンタちゃん。昨日も、自転車に乗ってやってきた。交通事故かなにかで下半身の感覚が麻痺、オシッコが自分ではできないという障害を持っている。そもそもが大人になってからの捨て猫、今の飼い主さんの庭に現れた時、お腹が大きいのでてっきり妊娠しているのかと思ったら、満タンの尿で腹部が腫れあがっていたのだそうだ。たぶん病気を知っての放棄。それ以来7年間、休むことなくオシッコを絞ってもらうために病院に通い続けている。すごい愛情。

マリを見て、「かわいいなあ、ニャンタが病気じゃなければ貰ってあげるのに」と残念がるニャンタちゃんの飼い主さん。これまでにも犬や猫を散々保護し、里親さんを探してきたそうだが、それを聞き知った不埒者、庭に子猫だの子犬だのを抛りこんでゆくのだとか。捨てる神あれば拾う神ありって言うけれど、やっぱり捨てるのは鬼、拾うのが神。ニャンタ母さんの顔は神様。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
写真（上）：ようやく、お腹をみせて寝てくれるようになったマリちゃん。お腹にはまだ避妊手術の傷跡が見える。今までどんな暮らしをしてきたのかと思うと不憫でならない。今週末に再度血液検査、それで無罪放免となったら、可愛いがってくださる飼い主さんを探して幸せにしてあげなくちゃ。
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         <pubDate>Tue, 15 Sep 2009 16:15:16 +0900</pubDate>
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         <title>マリの里親さん再度募集！</title>
         <description><![CDATA[マリちゃんの里親探しが振り出しに戻ってしまった。避妊手術から帰り、その後ずっと夫の仕事部屋に隔離しておいたのだが、仕事中にマリの様子をチョロチョロと観察していたらしい夫、呼吸が少し早いのではないかとしきりに気にする。

冷房をきつくすると安定するというから、暑さのせいだろうとは思ったけれど、去年、福太郎を心臓の病気で亡くしていて、最後の頃のあの呼吸がどうにもトラウマ、大丈夫だとは思ったけれど、後から病気が発覚したなんていうことになれば、里親さんに申し訳がたたない。早速、動物病院にマリを連れて行った。

レントゲン撮影と血液検査をして頂いたが、血液検査で気になったのは好酸球数が高値、そしてやや貧血気味。さらにレントゲン写真には、肝臓のちょっと上になにやら怪しげな影が写っている。もう少し詳細な検査をしたいということになり、病院に一泊。

万が一病気を抱えていたら、我が家で一生面倒を見るしかないと腹を括り、里親さんになって頂く予定だった方に、病院で再検査を行っていること、結果的に問題がなければ予定どおりのお届け、治療が必要であれば治療終了後のお届けかキャンセル、難治性の病気であればキャンセルという3者択一をお願いするメールを差し上げた。

お返事は残念ながらキャンセル。病気を抱えているかもわからないと言われれば、どんなに欲しくても、私だってきっと躊躇う。仕方のないことだった。

不幸中の幸い、検査の結果、肝臓の影というのは肝臓そのもので、少し異型のようだけれど問題なし、腫瘍を心配していたのでほっと一安心。心臓も肺も正常そのものだった。問題なのは血液検査の数値。とりあえずは対処療法として一週間、抗生物質＋ステロイド＋気管支拡張剤で様子見をすることになった。

獣医さんに、里親さんのお話しが振り出しに戻ってしまったことを伝えると、「ええっ？そんな大した問題ではないんですけどねえ」と。私がちょっと大げさに考え、里親さんの不安を煽ってしまったのが敗因。でも、ご縁があればどんなことがあってもまとまるものはまとまる。縁は異なもの味なもの…って言うじゃない。

というわけで、治療が終わり、次なるご縁にめぐり逢うその日まで、マリは我が家の居候。ウーウー唸りながら部屋を闊歩するマリ、でもウチの猫たちは総じて無関心。「な～に唸ってんのよぉ」ぐらいの反応しかなく、普段とまったく変わりがない。ただ、真美だけはマリに興味津々らしく、「ねえ、仲良くしない？」といった表情でマリに近づく。捨てられた純血種同士、なにか惹きあうものがあるのかも。

マリの警戒心も日に日に薄れている。マリと真美、二匹で一緒に寝たらかわいいだろうなあ・・・って、コラコラ！・・・『里親募集中』です。
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">縁</category>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">猫</category>
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         <pubDate>Sun, 13 Sep 2009 15:53:44 +0900</pubDate>
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         <title>里親さん見つかりました</title>
         <description><![CDATA[マリちゃんの避妊手術 も無事済み、昨日退院。うんと小さいけれど、4匹の仔が既にお腹の中にいたそうだ。他の子の時より幾分傷口が長目にみえるのは、たぶんそのせいなのだろう。この地に姿を現したのが7月下旬頃だったから、1ヵ月半のノラちゃん生活。子猫だとばかり思って油断していたけれど、こんな美女だもの、男猫さんたちがほうっておくはずがないか。

線路のような傷口は痛々しいけれど、本ニャンは平気の平左、縫い目からチョンチョンと出ている糸を気にして舐めることもなく、だからエリザベスカラーも絆創膏も必要ない。とにかく悠然としている。診察室に入り「マリちゃん、いい子にしていましたかぁ」と声をかけた途端、グルグルグルグルと喉を鳴らして喜んでくれて感激。

「ずいぶんケージに慣れていますね」と言うと、「爪の形から考えて、たぶんずっとケージの中で飼われていたのだと思います。ブリーダーさんが遺棄したのでしょう」と獣医さん。やっぱりそうか。待合室の中を見渡せば純血種の犬猫ばかり。かつていたような、どうしたらこんな模様になっちゃうの？という、愛嬌のある子など見事に一匹もいない。この子たちの親も、同じような運命を辿っているのかと思うと忸怩たる思い。

里親割引をいろいろと配慮してくださった支払いを済ませ、一路「仮」の我が家へ。缶詰をしこたま食べ、ケージの中の猫ベットでゆったり。時々外に出して遊ばせてあげているのだけれど、その仕草も表情も、その、あは～っ、実にかわいいい！一週間後に抜糸した後、マリちゃんを心待ちにしてくださっている新しい里親さんの元に行くその日まで、おりこうさんにしていましょうね。

そう、おかげさまで、とても心優しい里親さんとめぐり合うことができました。お問い合わせをくださった心優しい皆様、そして、有難いご助言、お申し出をくださった皆様、ありがとうございました。まだまだ、新しい飼い主を待っている子たちがたくさんいます。お心に残る子がいれば、どうぞ愛の手を差し伸べてあげてください。小さな命を、どうぞ救ってあげてください。

で、うちの子たち？…見知らぬ猫さんがいるということは知っているのだけれど、たいした興味も示さず、いつもながらに酔狂な飼い主、無視、ムシってとこ。

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下の写真は、<a href="http://kinako.jimab.net/" target="_blank">きなこママ</a>さんが里親さんを募集されている「海平ちゃん」です。片目を摘出していますが、2つの目で見る世界も、１つの目で見る世界も、なにひとつ変わるわけではありませんものね。詳細は、<a href="http://kinako.jimab.net/" target="_blank">きなこママ</a>さんのブログをご覧ください。茶猫さんは総じてとっても猫柄が良く、甘えん坊さん。海平ちゃんも、きっとそんなお猫ちゃんだと思います。がんばれ海平ちゃん！待てば海平の・・・じゃなくて、海路の日和あり！！ってネ。

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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">純血種</category>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">里親</category>
        
         <pubDate>Tue, 08 Sep 2009 11:23:20 +0900</pubDate>
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         <title>マリちゃん、幸せになろうね！</title>
         <description><![CDATA[マリちゃんの里親さん、ご近所の方たちといろいろ手分けをして友人・知人をあたったけれど、動物好きはすでに犬なり猫なりを飼っているから、なかなか貰い手が見つからない。

毎朝6時半に、「マリちゃ～ん」と呼ぶのがここ数週間の日課だった。私の声を聞きつけて、お向かいの塀から「アイ！」とお返事をして顔を出し、優雅に体をくゆらせながら我が家の庭に来る。大きな缶詰一缶をゆっくりたいらげて、またお向かいの庭に戻るマリ。

マリちゃんは外猫向きじゃない。タゴちゃんやクウちゃんのように、外で生きてゆける逞しさなんてどこにもないし、それどころか、どこぞのお嬢ちゃまがシモジモの生活をちょっと覗きにきたといった雰囲気。早く家の中に入れてあげないと、少しずつ寒くなってくるし、どうしたものか…。けなげに生きるその姿が哀れ。

ついに『里親募集』への掲載を依頼した。見ず知らずの方に里親になって頂くのはものすごく勇気がいるけれど、マリちゃんならきっといい方にめぐり会えるに違いないと、そんな予感もあって。即日、多くの方から里親希望のメールを頂いた。いつか必ずご縁のある里親さんに出会えるだろうと確信、本日急遽、動物病院行きを決心し、健康診断とワクチン接種＆避妊手術をすることにした。里子になる準備。

「マリちゃん里親探し大作戦プロジェクト」の最終メンバーはご近所三人。そのうちの一人のお向かいさんに「きょうでお外は終わり。これから病院に連れて行き、かわいがってくださる里親さんとのめぐり会いを待つことにしましょう」とお話ししてマリちゃんを保護。「幸せになってね」とお向かいさん、マリを撫ぜながら涙をポロポロ。

2軒先のご夫人は、「本当はいつでも見に行ける範囲の人に貰ってもらいたいけれど、そうもいかないものね。ああ心配心配…」と、真剣な顔。そして「これ、カンパ」と、病院でかかる費用を供出してくださった。感謝、感謝！

動物病院に連れてゆくとお若い女医さん、「かわいーっ！」と黄色い声を発し、診察の間中目尻が下がりっぱなし。看護士さんも、かわいいと抱きしめて離さない。うーむ、確かに、外で見ていた時よりもかわいい。愛くるしい顔、人を信頼して疑わない目。院長さんも出てこられ「これ、たぶんスコティッシュフォールドの純血ですよ。スコテッシュの中でも、これだけ耳の折れているのは3分の１の確率でしか生まれないんですよ」と。

それなら何で捨てられたの？迷子？引越しで置いていった？ブリーダーが、もう売れる子は産めないからと捨てたとか？（ブリーダーにとって猫は「産む機械」。耳が折れずに生まれた子の運命って・・・）実は・・・ちょっと小さくて愛くるしい風貌だったので、てっきり生後５～６ヶ月だと思っていたら、歯と爪の感じから推定年齢は４～5歳だろうという、お医者様の驚愕のお言葉。どうりでケージに入れてもバタバタするわけでもなく、抱けばグルグルと甘えっぱなし。人間との生活にかなり慣れているふう。

血液検査の結果はすべて正常。でも、後ろ足の関節が少しだけ変形しているような感じがすると言う。これはスコティッシュにありがちな骨の形らしく、人間の好みに体を作り変えるから、体に無理がきているのだとか。真美と同じね。真美も、鼻が潰れれば潰れるほど美形という、人間の歪んだ美意識の犠牲になって、一年中お鼻がズビズビ。

それにしてもマリちゃん・・・やれやれ、子猫じゃなかったんだ。「大人の猫さんを貰ってくださる方なんているかしら」、そうつぶやいたら看護士さん、「これだけ可愛いんですから、絶対に大丈夫ですよ」と。そうね、確かに看護士さん、職務を忘れていとおしそうにずっと抱きしめたままだもの。

あせらずに、マリを終生大切にしてくださる方を探します。せっかく助けた命、絶対に幸せにしてあげなくちゃ。マリちゃん、幸せを掴もうね！里親になってくださるご縁のある方、どうぞマリちゃんをよろしくお願い致します。
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         <pubDate>Fri, 04 Sep 2009 21:58:22 +0900</pubDate>
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         <title>マリちゃんの里親募集！</title>
         <description>ご近所の猫仲間のA夫人が、ねえ、ねえ、この猫知っている？と我が家に連れてきたのがこの子。２週間ぐらい前に、A夫人の庭に現れたのだそうだ。スコティッシュフォールド＋メイクーンといった感じのお洒落な子。生後４，５ヶ月といったところかしら。初めて見る顔、いったいどこから来たのだろう。迷い猫？捨て猫？？我が家に空きがあれば大歓迎、でも生憎超満員。

かわいそうねえ…飼い主を探してあげましょ、ということになったけれど、見つかるまで、この子の面倒をどうやって見てあげよう。ここに来るまでにどんな生活をしていたのか、毛は大した汚れもなくフサフサ、でも体を触るとガリガリに痩せている。たっぷり太らせてあげたいけれど、我が家の古株の外猫（♀）、美貌に嫉妬してか、この子が庭に入ってくると威嚇して追い出してしまう。長毛だから、放っておけば毛玉で見る影もなくなってしまうだろうに。ああ、歯がゆい。

A夫人宅は犬一匹、猫一匹。無類の動物好きの彼女のことだから、飼ってあげたいと心底思っているのだけれど、これ以上はダメだと、ご主人からきついお達しが出たのだとか。お向かいのB夫人にも声をかけてみる。里親が見つかるまで、庭でよければ面倒見てあげると言ってくださるけれど、こちらにも室内犬が一匹いて、室内では飼えないと。さらにお隣のC夫人。玄関先にカリカリを置いておいてはくださるものの、室内犬がいて猫を家には上げられない。どこもご主人の意向に妻ひれ伏し。我が家では想像し難い構図だけれど、そんなものらしい。いずれにしても、ああ、ついていない…。

仕方がない、避妊手術はA夫人と我が家で折半、10月ごろまでにはしてあげることにして、隣近所総出でこの子の里親探し＆面倒見をすることになった。急遽、ウチの美意子の首輪をつけて、一応飼い猫ということでここ当分世間を歩いてもらう。名前はマリちゃん。金髪の長毛、シッポをゆらゆらさせて歩く姿がまるでマリリン・モンロー。マリリンにしようと提案したら、マリちゃんのほうがかわいいというB夫人の鶴の一声。

で、当のマリちゃん、名付け親のB夫人がいたく気に入ったらしく、それからというもの彼女の家の庭からほとんど外に出てこようとしない。聞けば、庭にあるエアコンの室外機の横の、ほんのちょっとの隙間を住処にして、お魚を焼いてもらって暮らしているのだとか。

…というわけで写真がなかなか撮れず、ようやく撮れたのがコレ。どなたか飼ってあげては頂けませんでしょうか。ひと撫ぜグルグル、眉目秀麗、才気煥発。どんな経緯でこの地にたどり着いたのかはわかりませんが、いずれにしても、こんなにかわいい子にめぐり会う機会は滅多にありません。ペットショップに行く前に、この子に愛の手を！

東京、埼玉、千葉県（かろうじて茨城県、神奈川県・・・）ならお届けにあがります。というか、どなたかのご紹介か、私の存じ上げている方以外はご自宅にお届けが鉄則。車で行ける範囲でしたらどこにでもお連れします。室内飼いで、この子の命を終生大切に見守ってくださるという方、どうぞよろしくお願い致します。

里親になっても良いという奇特な方がいらっしゃれば、ご面倒ですが、コメント欄にメールアドレスもしくはお持ちのブログのURLをご記入の上、ご連絡を頂戴できれば幸いです。追ってご連絡をさせて頂きます。コメント欄は原則非表示ですので、メールアドレスまたはURLが書かれたコメントにつきましては、一切公表することはありません。

マリちゃんに、どうぞ素敵なご縁がありますように！
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         <pubDate>Tue, 18 Aug 2009 17:03:30 +0900</pubDate>
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         <title>命が売られているなんて</title>
         <description><![CDATA[週末から忙しくなるので今日中に買い物をと思い、蒸し暑い中車を走らせる。いつも一週間分のまとめ買いをしているので、時間はかかるしすごい量。家に帰り着いた時はへとへとになっている。今日は、そんなへとへとがさらにへとへと。

帰り際、大型スーパーのペットショップにドライフードを買いに寄ったら、今日にかぎって『ワンニャンフェスタ』なるものが開催されているんだもの。「店内に200匹のワンニャンが勢ぞろい！」という、黄色い声のアナウンスが駐車場に響いていたのだから、すぐさま踵を返し、他の店にすれば良かったものを。

店内に入るとムワッと獣臭。その昔、北海道の熊牧場に行ってそのあまりの臭いに、両手を頭の上で組み、せっせとエサをせがむ熊を見ても、かわいいと思うどころか、とにかくこの場を抜け出さなくちゃとそればかり思ったことがあったが、まさにそんな感じ。

臭いで頭がくらくらするのを我慢しながら、とにかく目的のドライフードの置いてあるところまで行こうと思うのだけれど、通路の両脇には、ワンニャンが入れられているケージがうず高く積まれていて、そこを抜けないことには目的の場所にたどり着くことができない。

見ない、聞かない、考えないを心に言い聞かせ、ひたすら床だけを見て歩くことにした。目的のドライフードを手にするや、同じように床だけを見てレジに向かい、大慌てで会計を済ませて外に出る。無事、一匹のワンにもニャンにも目をあわせることなく済んだが、ドライフードをいくつも買い込んだのに、猫一匹声かけるでもなく、顔を引きつらせたまま店を飛び出したあのおばはん、ちょっと挙動不審と思われたかも。

ふ～っ、なんたるこった。200匹のワンニャンなんて、完売するはずがないじゃないか。売れ残った子たちは、この暑い中を次なる展示場に移動させられるのか、あるいは売れ残りとして処分されてしまうのか。「血統書なんてクソクラエ」と呟きながらの帰路。

玄関を開けると出迎えにくる猫たち、良かったわねえ駄猫でと抱きしめる。
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         <pubDate>Thu, 06 Aug 2009 19:22:17 +0900</pubDate>
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         <title>旅に・・・</title>
         <description><![CDATA[友人が亡くなった。社会に出てからの友人なのに、何のてらいもなく、ありのままの自分を曝け出して付き合える人だった。夫と縁あって結婚できたのも、彼とめぐり会えたからこそ。もともとは夫の飲み友達だった。

ずいぶん早くにと嘆いたが、彼にとって、生々しい現世というやつは生き辛かったに違いない。結婚をし、子供3人に恵まれはしたが、その選択はおよそ彼らしからぬもの。平凡な暮らしに浸ってはいたが、きっと内心忸怩たる思い。もっと違う人生があると、いつもそう思って暮らしていたに違いない。

大学でフランス文学を学び、油絵を描き、自主映画を撮り、作曲をして、小さな弦楽合奏団を作って指揮もしていた。東京のど真ん中にある彼の家に友人達となだれ込んでは、サティという名前の、風呂にも入れない、ブラシもかけていないからベトベトのウエストハイランドホワイトテリアを傍らに、朝までお酒を飲み、お互い好き勝手なことを言い放って口論になったりもしたが、それでも決定的な別れにならなかったのは、きっと彼の人徳。

通夜の席で親友が語る高校時代の彼の姿は、私たちが肩肘を張って生きていたあの時代そのものだった。クラシック音楽をバックに、ワインを飲みながらサルトル談義。それがカッコいいと思い、精一杯背伸びをし、斜に構えて生きていたけれど、小難しいことを言う自分に酔っているだけで、わけがわかっていたのやらいなかったのやら。

独自の才能を生かす仕事につくことなく、ふんわりと短い人生を終えてしまったけれど、彼にはそれがお似合いだったのかもしれない。この世で功なり名を遂げたところで、皮肉屋さんのナルシストにはなんの意味もない。あの世でひとり洋もくをくわえ、下界で四苦八苦の私たちを、ヤニに染まった指先で指差しながら鼻先でフフン。たかが人生、もがいてい生きてなんになる。そうつぶやくあなたの姿が目に浮かぶ。

ご冥福を祈ります。
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         <pubDate>Thu, 30 Jul 2009 22:05:02 +0900</pubDate>
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