過去から学ぶということ
2011年11月16日(水)
ようやく除染作業も終盤に近づき、庭の数値は0.30マイクロシーベルトから0.15マイクロシーベルト程に、室内は0.20マイクロシーベルト台だったものが、部屋によって数値にバラつきはあるものの、リビングは0.05マイクロシーベルトにまで下がってくれた。福島などと比較すれば放射能の数値はずっとずっと低いけれど、どんな数値であれ危険なものは危険なもの、警戒するにこしたことはない。
中垣哲也さんという、札幌在住でオーロラを専門に撮影されている写真家がいる。中村さんはもともとは放射線技師だったという異色の写真家で、だから放射能についてもいろいろと専門の立場からツイートされていて、私もおおいに参考にさせて頂いている。つい最近は「放射線技師から一言。何ミリシーベルトだから大丈夫、という理論はない。少しでも被爆を少なくするのが放射線防護の鉄則。」とつぶやかれていた。同感。
その中村さんが「札幌でくまさんがおりに捕獲されるが射殺。人間にとって都合の悪い動物は害獣駆除され、生き物としての尊厳はない。北海道にいたオオカミを絶滅させた結果シカが大爆発、生態系を破壊。過去に学ばない日本人は、また原発事故も起こすのだろう。」とツイート。これは、札幌市の農地近くの山林で、札幌市農協が設置した駆除用の箱わなにクマ1頭がかかり、それを道猟友会のメンバーが射殺したということについて言及したものだが、大自然の脅威と原発の脅威のいずれもを熟知されている中村さんの言葉だけに、ズンと胸に響く。
なぜ過去に学ばないのか、学ぼうとしないのかって?それはたぶん・・・生態系の破壊も原発事故も、地球上のありとあらゆる生物を支配できる人間にとっては、単なる通過儀礼にしかすぎないと思っているから。過去になにがあろうとなかろうと、人類の未来には成功しか約束されていないという自惚れ。傲慢な人間はいつか駆逐される。
『ゴーストタウン─チェルノブイリを走る─』(エレナ・ウラジーミロヴナ・フィラトワ著 集英社新書ノンフィクション・2011年)の中にこんな言葉があった。(この本は秀逸、お薦めです。)
チェルノブイリで、自然について本から学ぶのは簡単だけれど、この場所では事実そのものが、雄弁に真実を語ってくれる。どこにいっても、人間は閉めだされているのだと実感する。精一杯、耳を澄ます。誰かが答えてくれないかと。けれど、聞こえるのは自然の声だけ。人間という種に対して─「おまえたちなどいらない!」と。
-----------------------------------
写真:「何も知らない」って、あんがい幸せなことなのかもね。
----------------------------------
プロフィール
鈍行列車の「ちゅうちゅうとれいん」はいつも満員(ふ~っ…)!時々燃料切れを起こして更新が滞ることがありますが、どうぞ末永くおつきあいくださいネ。姉妹編の「あけみ参上つかまちゅり~」もよろしくお願い致します。
Cast

樹里絵(jyurie):1998年生まれ。マイペースで世話が焼けません。性格温厚で超パパっ子。

桃之輔(momonosuke):1999年生まれ。甘えっ子ですが、ものすごく臆病で、ほとんど一日中、布団の中に隠れています。

亜依子(aiko):2000年生まれ。自己主張が強くて偏屈ですが、そこがまた可愛いいんだなあ。超ママっ子です。

真美(mami):2005年生まれ。外見はタヌキそのもの、性格は犬そのものです。才気煥発で気性が激しい。

美意子(miiko):2005年生まれ? 歯を見ると6、7歳…本当は何歳だろう?一日中、文句たらたら言っています。

奈々(nana):2001年生まれ。ようやくノラっぽさもなくなり、明るい陽気な子になりました。
明美(akemi)にゃ三郎(nyasaburou)、小牧(komaki):2007年生まれ。仲良し3兄弟。毎日楽しそうに暮らしています。

里音(satone):2009年8月保護。どんな生い立ちでどんなニャン生を過ごしてきたのか、それは謎です。未来を生きる猫!

寿々(suzu):1994年12月~2010年3月12日。パパの仕事部屋に入れた唯一の子。人の気持ちがよくわかる、とてもとても頭の良い子でした。

福太郎(fukutarou):1997年4月~2008年3月20日。陽気で甘えっ子。抱っこされるのが大好きでした。お母さん代わりだった寿々との再会、「欣喜猫躍」していることでしょう。
月別記事
- 2011年12月(2)
- 2011年11月(1)
- 2011年10月(2)
- 2011年09月(2)
- 2011年07月(2)
- 2011年06月(1)
- 2011年05月(1)
- 2011年04月(2)
- 2011年03月(5)
- 2011年02月(6)
- 2011年01月(7)
- 2010年12月(3)
- 2010年11月(5)
- 2010年10月(7)
- 2010年09月(5)
- 2010年08月(4)
- 2010年07月(4)
- 2010年06月(4)
- 2010年05月(6)
- 2010年04月(6)
- 2010年03月(6)
- 2010年02月(1)
- 2010年01月(4)
- 2009年12月(1)
- 2009年11月(1)
- 2009年10月(1)
- 2009年09月(4)
- 2009年08月(2)
- 2009年07月(5)
- 2009年06月(3)
- 2009年05月(3)
- 2009年04月(6)
- 2009年03月(4)
- 2008年12月(1)
- 2008年11月(3)
- 2008年10月(2)
- 2008年09月(10)
- 2008年08月(9)
- 2008年07月(4)
- 2008年06月(4)
- 2008年05月(4)
- 2008年04月(5)
- 2008年03月(4)
- 2008年02月(2)
- 2008年01月(3)
- 2007年12月(6)
- 2007年11月(7)
- 2007年10月(2)
- 2007年09月(11)
- 2007年08月(6)
- 2007年07月(14)
- 2007年06月(13)
- 2007年05月(18)
カテゴリー
検索
ブックマーク
♪猫さんブログ♪
- やまだのお部屋
- 星降るベランダ
- 白いしっぽ 2
- 猫と千夏とエトセトラ
- 月見のお宿
- チョい悪101☆ドンとこい迷い猫
- gomakina&azutama
- 時には淑女のように
- 猫ときどきお茶ですよー
- まんぼうの見上げる空
