三重県亀山市みどり町の猫の運命やいかに?
2011年10月12日(水)
三重県亀山市みどり町。googleの航空写真で見るとどこにでもある住宅団地ふう。この町の自治会でこんな回覧板が回されたそうだ。
「みどり町連合自治会会員各位殿 みどり町連合自治会会長 浜○清○
みどり町連合自治会として 「野良猫」の捕獲を実施いたします
捕獲した「野良猫」は鈴鹿保健所に持っていき収容いたします
期間10月11日~11月30日間で 実施します
※飼い猫がいなくなった時は 保健所と警察に連絡してください
※鈴鹿保健所 059-382-8674
※亀山警察署 059-582-0110
自前で捕獲器を持っておられる方は「野良猫」の捕獲に協力ください
連絡先 059-82-○○○○ 浜○まで連絡ください。」
さらに自治会内ではこんな回文も出回っているとか。
「近隣住民に迷惑を掛ける飼いかたをしている飼い主は、動物愛護管理法7条に違反をしてます。飼い主が所有物権を行使しようとしても、権利の濫用とみたされば所有権を行使することはできません。また、管理不行き届きの猫が近隣 住民へ害をおよぼせば民法718条により飼い主が賠償する義務があります。外飼い猫や野良猫の被害を無くすためには駆除しかありません。虐待法には 触れません。合法的に害獣駆除しましょう。捕獲器で捕まえ保健所へ持ち込むのが一番確実です。自宅の敷地内に毒餌を 置くのも効果的です。ともかく猫は容赦なく駆除するに限ります。」
庭にウンチして臭いしぃ、猫って迷惑だよねえ。いっそ猫を皆殺しにしちゃえばいいんじゃない?・・・てことらしいが、人間ってかくも知恵のない、残酷な生き物だったとはね(いまさらわかったことでもないけれど)。「犬も猫も見たくないなら戦争をしている国に行けばよい。犬一匹、猫一匹いない」と。これ、誰が書いたのか忘れたが、確か戦場を取材しているジャーナリストの言葉だったと思う。福島であれだけ多くの方達が犠牲になられ、自然の前では人間などほんとうに無力であることを実感したはずなのに、それでも自然界の支配者である錯覚を捨てきれず、なおも傲慢に人間だけが生き延びる社会を目指している人たちがいるらしい。そういう錯覚って、いったいどこから生まれてくるのだろう。
その後の経過を見ると動物愛護団体が動き、捕獲された猫たちは愛護団体が保護することになったようだが(愛護団体の名前を公表しない市の行動を不審とする向きも)、こうした回覧板がまわってきた時、誰一人として反対の声をあげなかったのだろうか。不思議でならない。私は、自治会で捕獲器を貸し出すという回覧板がまわってきた時にはとにかく動き回った。どう共存してゆけるか、どう共生してゆくべきか、各地で行われている地域猫活動の資料を手に自治会長の家に行き、電話をかけ続けた。地域住民の意見を調整している時間的余裕などなかったから、持ち前の「天動説」、自分の意見は正しいと思って動くしかなかった。
(自称)人権派を名乗る自治会長にとって、この地球上、生きる権利が認められるのは人間だけだったようで、理解をしてもらうには至らなかったが、とにもかくにも猫の捕獲阻止は成功し、今では去勢・避妊の効果もあがってきて猫がずいぶん少なくなり、苦情も聞かれなくなった。猫の姿の見えない町、塀の上で香箱を組んでまどろむ猫一匹いない町、それが清潔で健全な町の姿だとはまったく思わないけれど。
抗議は以下へ
三重県亀山市役所<秘書課>
電話・0595-84-5022
FAX・0595-82-9685
kouhouhisyo@city.kameyama.mie.jp
亀山市「市長への手紙」
http://www.city.kameyama.mie.jp/mayor/mail.html
三重県「意見送り先」
https://www1.pref.mie.lg.jp/s_form/o_teian.htm
鈴鹿保健所
電話:059-382-8674(代表)
ファックス:059-382-7958E-mail:zhoken@pref.mie.jp
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写真:明美のお尻でごめんなさい。こういう記事を書くと、猫嫌いの身になれとか、迷惑している人の身になれとかなんとかっていう「通りすがり」なんていう、庭にウンチしてゆくノラ猫さんみたいなHNのコメントが入るけれど、共存・共生の道を探ろうとしない方のコメントは一切承認しないので、無駄なことはやめてネ。by明美の母
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猫探し
2011年10月27日(木)
昨晩のこと。夜10時ごろ、一日の仕事を終えてやれやれとソファに腰を下ろして、ふと「あらっ、小牧は?」と私。11匹もいると、どの子がいるのかいないのかなんてわからないのではと思われるかもしれないが、不思議と全員の存在はいつも感じていて、夜のくつろぎの時間には11匹+2人が必ず顔を合わせる。
ところが昨晩は小牧の姿だけが見えない。どこに行ってしまったのだろうと夫と手分けをして部屋中探したけれど、ベットの下にも納戸の中にもいない、いつも寝ている鍵盤楽器の下も、トイレも洗面所もお風呂場も、本棚の上も食器棚の上も冷蔵庫の上もすべて空っぽ。狭い家だから隠れる場所なんてたかが知れている。それなのに、これだけ家の中を探してもいないということは・・・もしかすると外に逃げてしまったとか?
我が家は猫の脱走防止と、靴につけた土から猫の病気が感染しないようにと、玄関は2重の扉になっているから、外に出てしまう可能性はまずないのだが、一抹の不安がよぎる。義父が80歳を超えた頃、一度も脱走したことがない猫を外に逃がしてしまったことがあって、それというのも高齢ゆえのぼんやりから(猫、無事ご帰還)。高齢にはかなり(!)遠いけれど、ぼんやりなら誰にも負けない。昼間、私がドアを開けた時にスッと足元から逃げてしまったのかもしれない。
「まさか、あり得ない」という夫の言葉を遮って、他に可能性はないからと外に飛び出して探してみたものの、真っ暗闇の中でみつかるはずもない。実は、小牧は11匹の中で唯一触れない子。「小牧ちゃん」と呼ぶと、目を細めて「ニャニャッ」と返事をしてくれるまでにはなったが、未だに人間が触れることだけは許してくれていないから、もし逃げたとしたら保護できる確率は低いし、おまけに我が家はまだ自然がいっぱい残っている田舎、林の中にでも入り込んでしまったら見つけ出すことは不可能に近い。
途方に暮れながら家の中に戻ると、明美が「こっち、こっち」という表情をして階段の上から私を呼ぶ。呼ばれるままに2階に行くと、本箱と鍵盤楽器の間を見ながら「ここよ、ここ」という顔をするので覗いてみると、いた!・・・私たちが大騒ぎをしているのがよほど怖かったのだろう、入ったこともない狭い隙間に入り込み、身を潜めてじっとしていたらしい。
小牧の顔を見た途端、緊張がほぐれて脱力。人間に心を許してくれてはいないけれど、この子は大切な家族の一員なんだと無性に愛おしくなり、小牧の代わりに傍にいた明美をぎゅぎゅっと抱きしめる。
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(写真):小牧ちゃん、呼んだらお返事ぐらいしなくちゃだめじゃないの。
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プロフィール
鈍行列車の「ちゅうちゅうとれいん」はいつも満員(ふ~っ…)!時々燃料切れを起こして更新が滞ることがありますが、どうぞ末永くおつきあいくださいネ。姉妹編の「あけみ参上つかまちゅり~」もよろしくお願い致します。
Cast

樹里絵(jyurie):1998年生まれ。マイペースで世話が焼けません。性格温厚で超パパっ子。

桃之輔(momonosuke):1999年生まれ。甘えっ子ですが、ものすごく臆病で、ほとんど一日中、布団の中に隠れています。

亜依子(aiko):2000年生まれ。自己主張が強くて偏屈ですが、そこがまた可愛いいんだなあ。超ママっ子です。

真美(mami):2005年生まれ。外見はタヌキそのもの、性格は犬そのものです。才気煥発で気性が激しい。

美意子(miiko):2005年生まれ? 歯を見ると6、7歳…本当は何歳だろう?一日中、文句たらたら言っています。

奈々(nana):2001年生まれ。ようやくノラっぽさもなくなり、明るい陽気な子になりました。
明美(akemi)にゃ三郎(nyasaburou)、小牧(komaki):2007年生まれ。仲良し3兄弟。毎日楽しそうに暮らしています。

里音(satone):2009年8月保護。どんな生い立ちでどんなニャン生を過ごしてきたのか、それは謎です。未来を生きる猫!

寿々(suzu):1994年12月~2010年3月12日。パパの仕事部屋に入れた唯一の子。人の気持ちがよくわかる、とてもとても頭の良い子でした。

福太郎(fukutarou):1997年4月~2008年3月20日。陽気で甘えっ子。抱っこされるのが大好きでした。お母さん代わりだった寿々との再会、「欣喜猫躍」していることでしょう。
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