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ハズレの獣医さん

2010年01月31日(日)

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15歳になったばかりの寿々ちゃんが、布団の上で終日ぐったりしていた。なぜか他の猫より数段歯が弱く、今ではすっかり歯の抜け落ちたおばあさん猫になってしまっているのだけれど、それでも普段は若いものに負けていない。一階と二階を猛スピードで行ったり来たりして、その合間に、夫の仕事場のドアの前で「ウエ~ン(入れてちょうだい)」と訴える。

それがここ数日静かで、夜、寝ている夫の頭の上をトントンと歩き回り、最後に爪で鼻をひっかけて怒られるというシーンもなかった。大変大変と、大慌てで病院に連れていったものの、その日は「ハズレ」。この病院には、やり手の獣医さん一人と、頼りない実習生もどきの獣医さんが数名いるから、きょうは当たりかしらハズレかしらと、競馬にでも行く時のような気分(←競馬はやりませんが)。で、ハズレ。トロいんだわ、この獣医さん(女性)、おもわず後ろからネジを回したくなる。

聴診器を当てず、体を触らず、体温も測らず、口だけアングリ開けてみて「ちょっと腫れていますね、風邪かしらん?」と首を傾げる。「とりあえずインターフェロン打っておきますぅ~。で、抗生剤は一回打てば2週間効果が持続するというのにしますぅ~?」と聞いてくるので、「もし他の病気だとわかった時、他の抗生剤が使えないなんていうことになると困るから、錠剤を出してください」と、素人判断で適当に答える。治ったら、薬は即ストップしたいし。それよか獣医さん、体温とか計らなくていいの?

そんな頼りない診察だったけれど、それでも2日して寿々ちゃんは回復した。歯がまったくないので満足に食事ができず、弱ってしまって抵抗力がなくなってしまっていたのかもしれないと、11歳以上、13歳以上、15歳以上用という猫の缶詰とお刺身をたくさん買ってきて、ねえ、これ食べる?これ食べる?一日でも長生きして欲しいから飼い主は必死。

我が家のノルマは最低18歳まで生きること、で、20歳が理想。たった11歳で死んでしまったフクちゃんは、約束を破ったおバカさん。

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写真(上):写真ではわからないけれど、歯のない口元は人間のおばあさんのようにちょっと梅干気味。寿々ばあさん、大切にしてあげるから、うんと長生きしてね。
写真(左):小牧は家庭内ノラちゃん。全員が風邪を引いたとき、この子にだけ薬をあげることができず、長引かせてしまった。せめて触れるまでにしようと日々努力しているのだけれど・・・。早く慣れておくれ~っ!


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プロフィール

鈍行列車の「ちゅうちゅうとれいん」はいつも満員(ふ~っ…)!時々燃料切れを起こして更新が滞ることがありますが、どうぞ末永くおつきあいくださいネ。姉妹編の「あけみ参上つかまちゅり~」もよろしくお願い致します。

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Cast

樹里絵
樹里絵(jyurie):1998年生まれ。マイペースで世話が焼けません。性格温厚で超パパっ子。

桃之輔
桃之輔(momonosuke):1999年生まれ。甘えっ子ですが、ものすごく臆病で、ほとんど一日中、布団の中に隠れています。

亜依子
亜依子(aiko):2000年生まれ。自己主張が強くて偏屈ですが、そこがまた可愛いいんだなあ。超ママっ子です。

真美
真美(mami):2005年生まれ。外見はタヌキそのもの、性格は犬そのものです。才気煥発で気性が激しい。

美意子
美意子(miiko):2005年生まれ? 歯を見ると6、7歳…本当は何歳だろう?一日中、文句たらたら言っています。

奈々
奈々(nana):2001年生まれ。ようやくノラっぽさもなくなり、明るい陽気な子になりました。

明美 にゃ三郎 小牧
明美(akemi)にゃ三郎(nyasaburou)、小牧(komaki):2007年生まれ。仲良し3兄弟。毎日楽しそうに暮らしています。

里音
里音(satone):2009年8月保護。どんな生い立ちでどんなニャン生を過ごしてきたのか、それは謎です。未来を生きる猫!

寿々
寿々(suzu):1994年12月~2010年3月12日。パパの仕事部屋に入れた唯一の子。人の気持ちがよくわかる、とてもとても頭の良い子でした。

福太郎
福太郎(fukutarou):1997年4月~2008年3月20日。陽気で甘えっ子。抱っこされるのが大好きでした。お母さん代わりだった寿々との再会、「欣喜猫躍」していることでしょう。

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