心の中でいつまでも・・・
2008年08月23日(土)
「ご無沙汰をしております。 毎日毎日暑いですね。猫ちゃん達はいかがですか?私の方、夢之介が8月12日に1年間の闘病生活の末、他界いたしました。
1年前までは病気しらずで毎日元気に過ごしていたのですが、血糖値が高くなって インシュリンをするようになりました。今年に入って少しずつ良くなってきたのですが、1ヶ月前から又急に悪くなり食事をうけつけなくなりました。点滴をしたりしていたのですがその甲斐もなく亡くなってしまいました。
夢之介は本当にいい子で私達はいっぱいいっぱい癒され、いっぱいいっぱい幸せをもらいました。夢之介には本当にありがとうの一言です。そんな夢之介とめぐり会わせてくださったことに感謝いたします。本当にありがとうございました。とりあえず、お礼とご報告をいたしたく突然のメールをさせていただきました。」
17年前に保護した子猫ちゃんの里親さんになってくださったTさんからのメール。お年賀状のやり取りだけは続いていて、夢ちゃんは元気ですよ、という一筆を毎年楽しみにさせて頂いていた。その夢ちゃんが亡くなった。
以前住んでいた家の物置の中で、ノラちゃんが4匹の子猫を産んでしまった。その頃はまだ猫の飼い方なんてまったく知らないド素人。避妊手術のことも知らなければ、どうやって捕まえればいいのかもまったくわからず、ただオロオロするばかり。
動物愛護団体を自称するご近所のOさんに相談すると、捕まえてくれれば里親を見つけるからと言われ、ダンボール箱を用意し、親猫が子猫を全部運び終えたのを見計らって毛布をバサっ。ぐるぐるまきにしてOさんのお宅に連れていった。
彼女の家に着いて毛布を開けると、1匹はすでに息がない。考えてみればずいぶん乱暴なやり方、今思っても、さぞ苦しかっただろうと胸が痛む。残りの3匹の里親探しについてOさんと相談をしたが、なんとなく、この人に預けていいものだろうかと不安になり、自分で里親を探しますからといって持ち帰ってきてしまった。
それから約2ヶ月、離乳食になって手がかからなくなってきたところで、かかりつけの動物病院に里親の募集をお願いしたところ、早速2匹に貰い手がついた。そのうちの1匹が夢之介ちゃん。お父様とお嬢さんお二人、夢ちゃんを入れたケージを大切そうに抱え、我が家を後にした姿が懐かしい。
3匹のうち、最後まで残ったのがしっぽの曲がった白黒猫。この子、なんとなく風采があがらず、だから貰い手など見つかるまいとハナから諦め、我が家で飼うことに決めていた。それが先代白黒猫のカールちゃん。カールは先天的に心臓の病気を持っていたこともあって、5年とちょっとの短い時間しか一緒に暮らすことができなかった。
カール亡き後、ひょっこり現れたのがフクちゃんだった。カールと同じ白黒で、じっと目を見て話を聞く仕草もそっくり。先天的に心臓の病気を持っているところまでまったく同じだったから、カールが生まれ変わってきてくれたものと信じ、大切に大切に育てていた。それなのに、フクは11歳を目前にして亡くなってしまった。
しばらくの間、「最愛の子」をなくした悲しみから立ち直れず、猫の里親募集のホームページを覗いては、どこかに牛柄さんはいないものかと探し続けていた。そして、ついについにそっくりな子。保護された方がつけた名前は「よつば」ちゃん、幸せを運ぶ四葉のクローバー。なんてかわいい名前なんだろう、この子を貰えば、命は綿々と続いていると思えるに違いない。
けれど、いい加減にしなさいよ、キリがないわと諭す自分がいて決断がつかない。散々迷っている時に届いたのが夢ちゃんの訃報だった。そしてふと、カールとフクは2匹で協力して17年間生きてくれたじゃない、夢ちゃんの一生とまったく同じ歳月を、十分に生きていてくれたじゃないと。
そう、これでおしまい…かな。一緒に過ごせた日々に、「ありがとう」って言わなくちゃいけない時がきたみたい。夢ちゃん、カールとフクに会ったら、いい子でいるようにと伝えてね。夢ちゃんもどうぞ安らかに眠ってくださいね。みんなと出合えて幸せでした。
写真:(上)向かって左がカールちゃんで右がフクちゃん。写真の印象どおり、カールはおとなしく、フクはやんちゃ坊主だった。(左)カールちゃんと夢之介ちゃん。ついこの間のことのよう・・・。
プロフィール
鈍行列車の「ちゅうちゅうとれいん」はいつも満員(ふ~っ…)!時々燃料切れを起こして更新が滞ることがありますが、どうぞ末永くおつきあいくださいネ。姉妹編の「あけみ参上つかまちゅり~」もよろしくお願い致します。
Cast

樹里絵(jyurie):1998年生まれ。マイペースで世話が焼けません。性格温厚で超パパっ子。

桃之輔(momonosuke):1999年生まれ。甘えっ子ですが、ものすごく臆病で、ほとんど一日中、布団の中に隠れています。

亜依子(aiko):2000年生まれ。自己主張が強くて偏屈ですが、そこがまた可愛いいんだなあ。超ママっ子です。

真美(mami):2005年生まれ。外見はタヌキそのもの、性格は犬そのものです。才気煥発で気性が激しい。

美意子(miiko):2005年生まれ? 歯を見ると6、7歳…本当は何歳だろう?一日中、文句たらたら言っています。

奈々(nana):2001年生まれ。ようやくノラっぽさもなくなり、明るい陽気な子になりました。
明美(akemi)にゃ三郎(nyasaburou)、小牧(komaki):2007年生まれ。仲良し3兄弟。毎日楽しそうに暮らしています。

里音(satone):2009年8月保護。どんな生い立ちでどんなニャン生を過ごしてきたのか、それは謎です。未来を生きる猫!

寿々(suzu):1994年12月~2010年3月12日。パパの仕事部屋に入れた唯一の子。人の気持ちがよくわかる、とてもとても頭の良い子でした。

福太郎(fukutarou):1997年4月~2008年3月20日。陽気で甘えっ子。抱っこされるのが大好きでした。お母さん代わりだった寿々との再会、「欣喜猫躍」していることでしょう。
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