猫満時(ネコミツドキ)の怪談
2008年07月17日(木)
午前零時過ぎ。お酒を飲んでいる私たちの周りではしゃぎはじめる猫たち。そんな猫たちの嬉しそうな様子を見ていると、ひとり、急ぎ足で旅立ってしまったフクちゃんのことを必ず思い出す。昨日も同じ。「どうしてフクちゃんだけ先に死んじゃったのかしら」と夫と話していた。その瞬間、バキンッと何かがはじけるような鋭い音。
何の音かと一瞬驚いたが、大して気に留めるでもなくフクのことを話し続けていると、またしてもバキンッ!2回ともはっきりとした音だったから、夫の耳にもももちろん届いていた。音の聞こえた方向の壁にかかっているのは、今はもう使っていないヴァイオリン。
湿気の多いこの季節のことだから、張ってある弦が急に緩んだのかもしれないとも思ったが、でもあんなにすごい音、コマが倒れてしまったか、弦が切れたかのいずれかしか考えられない。よくよく確かめてみたけれど、ヴァイオリンに特に変わった様子は見られない。
そういえば数日前の夜、猫たちが、一斉に壁を見つめていたことがあった。フクがいるのかもわからないわよ、などと冗談めかして話していたが、はて、ほんとうのところ何がいたのか、何が見えていたのか。
壁の下の棚はフクのお気に入りの場所だった。「霊」の存在を特に信じているわけではないけれど、今回のことは、自分の存在をアピールしようとして、フクがやったこと のように思えてならない。そうであって欲しいとも思う。
「オバケ」のフクちゃん・・・。どんな形であれ、フクがいつも傍にいてくれるなら、これほど嬉しいことはない。もう、フクの好きだったものを食べさせてあげることも、ぎゅっと抱きしめてあげることもできないけれど、そっと話しかけてあげることだけはできるのだもの。
写真(上):フク、怪奇現象なんて起こしている暇があるのなら、お願いだから一日も早く生まれ変わってきてちょうだい。(左):件のヴァイオリン。
プロフィール
ジュリママと猫たちを乗せて走る鈍行列車のちゅうちゅうとれいん。車窓から見える風景を、気ままに書き綴るブログです。あけみちゃんの絵日記、『あけみ参上つかまちゅりーっ!』もどうぞよろしく。どちらもボチボチの更新ですが、末永くおつきあい頂ければ嬉しく思います。


コメント一覧(4)
フクちゃん遊びに来ていたのかな。
早く帰ってくるからあまり寂しがらないでね、ママって言ってる気がします。
フクちゃん我が家にも遊びにおいで~!!
momo | 2008年07月17日 18:55
momoさん
そういうことって、ほんとうにあるのかもわかりませんね。
こんなにたくさん猫がいるのに、
それでも生まれ変わって、
もう一度来てくれればって思ってしまうんですよ。
節操ない・・・??ウン・・・(苦笑)
momoさんのお宅にフクが遊びに伺ったら、
どうぞ遊んでやってくださいネ。
あのー・・・でもー・・・
妄想ドラマ「夏の火遊び」
なんていうのはダメですけど(爆)
ジュリママ | 2008年07月17日 20:54
私もたまにありますよ。
みんなもたまに一斉に一点を見つめているときとか。
(虫じゃなくてね)
動物は旅立ってもこの世とあの世を自由に行ったり来たり
できると聞いたことがあります。
だからたまに遊びに来てくれているのかなぁと思ったり。
白黒猫さんはやっぱ私の中でも特別な存在です。。。
もうすぐ2年です・・・。
やまだのママ | 2008年07月17日 21:25
やまだのママさん
猫ちゃんたちが宙をじっと見ていること、やっぱりありますか?
一斉に同じ方向を見ていますから、
その先に何かが見えているんでしょうね。
やまだちゃん、8月で2年になるんですね。
何年たっても忘れられないですよね。
元気で走りまわっていた時のことも、
病気をしていた時のことも、全部・・・。
ジュリママ | 2008年07月17日 22:51