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小牧です!

2008年05月07日(水)

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きょうは竹やぶ三兄弟の中から、小牧(こまき)ちゃんの写真をアップします。この子はなかなか人に馴れず、今でも容易に触ることができません。油断している時にサッとひと撫ぜするぐらい。触ろうとする気配だけでビュンと逃げ出してしまうのです。でも、気がつくといつも足元にいて私を見上げています。2階に行けば、必ずついくるのも小牧です。

この子、3匹の中では一番体が小さくて痩せぎす。ふっくらとしてかわいい感じのする子ではありませんし、愛嬌もないという二重苦、誰も里親になってはくださるまいと、ハナから外に出すことを諦めていました。

他の2匹は性格温厚、成長するにつれて顔もかかわいらしくなり、なんとか里親も見つかりそうな気配でしたが、3匹で遊んでいるときの小牧の嬉しそうな様子を見ていると、この子だけ一人にするのは忍びなく、結局、3匹一度に我が家の子として迎え入れることになってしまいました。(ほんとうは・・・情が移ってしまったから・・・なーんてね^^)

突然、総勢11匹の大家族になってしまった猫たち。さすがに、こんなにたくさん飼ってしまってどうしようと、一時期ずいぶん思い悩んでしまいました。「もう猫はイヤ」と何回口にしたことか。

その言葉を悲しい思いで聞いていた子がいました。それからたった4ヶ月足らずで、フクちゃんが暇乞いをしてしまったのです。今でも、フクの目の前であんなことを言わなければよかったと、後悔ばかりしています。きっと遠慮してしまったのだろうと。気持ちの優しい子でしたから。

小牧、遠慮なんてしちゃいやよ。いつまでもみんなで楽しく暮らそうね。フク、我が家に還ってきてくれるのをみんなで待っていますよ。がんばれフク、大陸移動の牛模様!!模様を間違えないで生まれてくるのよ!

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写真:(上)小牧です、よろしく!(下)保護した時の小牧たち・・・。獣医さんに、かわいくなってから里親を探しましょうと言われたっけ(笑)


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拾う神・・・に期待して

2008年05月12日(月)

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ちょうど一週間前の5月5日、千葉県佐倉市にある川村記念美術館に行った。しばらく仕事が立て込み、精神的な余裕をすっかり失ってしまっていたから、どこかほっとする場所に行きたかった。美術館も人でいっぱいかしらと心配したが、子供の日だからきっとみんなはディズニーランドと勝手に決め、出かけることにした。

どんな展覧会をやっているのかと、出かける前にネットで調べたが、メンテナンス中だったのかアクセスすることができず、結局行き当たりバッタリ。運良く「マティスとボナール ―地中海の光の中へー」という企画展が開催されていて、ボナールはそれほどでもないが、マティスは、まあ好きな作家だったからラッキー。

企画展もなかなかだったが、川村記念美術館の常設展はすごい。今回はリニューアルされたこともあって、以前にも増してたくさんの作品が展示されていた。この美術館、もともとは大日本印刷が設立したもの。2代目社長が蒐集したというピカソやブラック、そしてカンディンスキー、3代目社長が蒐集したロスコの壁画作品、他にもレンブラントだの横山大観だの、1000点もの作品を所有しているというから驚く。

ルノワールの<水浴をする女>、モネの<睡蓮>、ローランサンの<ピクニック>、レンブラントの<広つば帽を被った男>、マグリットにポロックにシャガールに藤田嗣治に尾形光琳…と、誰もが知っているような名画ばかり。思い出すだけでもクラクラする。展示室ひとつで総額いくらの絵が掛けられているのかしらと、貧乏根性まる出し。それにしても、企業ってどうしてこうも儲かるのかしらと、次にはねたみ根性まで。

それでも、蒐集した作品を一般向けに公開しているのだから企業の姿勢としてはまずまず。バブルの頃といえば絵は投資の対象。だから、世界的に価値のある作品を会社で購入したものの、値段が高騰するまで風呂敷を被せて社長室の金庫…かどうかはわからないけれど、芸術の社会的貢献なんてことは完全に無視されていた。今も内実はそう変わっていないのかもわからないが。

たくさんの名画を堪能した後は、9万坪という広大な庭園にある自然散策路を、ゆったりとした気分で散策する。ゴルフ場を思わせるような整然とした景色はあまり好きになれないが、池には白鳥やマガモがいて楽しませてくれる。

ところが、今回は思いもかけないことから憂鬱な気分を引きずることになってしまった。祝日で人が多いということもあるからなのだろう、いつもは見かけないおじさんが庭園内の案内をしている。ロープが張られていて、「はい、そちらは行けませんよ~」とか。その足元に白地に茶ぶちの猫がいる。

写真に撮ろうと近づくと、この子、それはそれは人馴れしていて愛想がよく、駆け寄ってきてスリスリ、膝にまで登ってきてしまう。おじさんが側で私に声をかけた。その猫、家に連れていってあげてくれませんかネエ…。「今は無理だわ」とつぶやくと、おじさん、来る人来る人に同じことを言っている。たぶん捨てられたんですよ、かわいそうだから、ねえ家に連れていってくれませんか・・・と。

連れていってあげたいのはやまやまだったけれど、見ず知らずの大人猫を家の中に入れればどうなるか。フクは、ココとミイちゃんを家に入れたストレスで死んでしまったに違いない、もともとの5匹で平和に暮らしていれば長生きできたのにと、それはそれは後悔しているから、連れて帰る勇気がない。

誰か連れていってくれないものかしらと、後を振り返り振り返りしたが、どの人も頭を撫ぜはするものの、おじさんの言葉には首を横に振っている。未だに、とにもかくにも連れてきてしまって、里親を探してあげればよかったのかしらと、あの子の暖かい体温を思い出しては心が重くなる。どうか、どなたか心優しい人に拾われていますように。

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写真:(上)川村美術館の池で過ごすマガモ。夫の第一声は「あっ、デコイ!」・・・我が家のトイレにはマガモのデコイが。(下)件の茶白君。ああ心が痛む。ごめんね、連れてきてあげないで。マガモのように、羽根があれば飛んでこられるのにね。


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猫に逢いに美術館

2008年05月20日(火)

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一昨日、仕事に疲れ果てて行き場を失くし、どこか自然の中で気分転換をしたいと電話してきた姉を連れて、松山庭園美術館に行ってきた。お天気に恵まれれば散策にも格好の場所だし、ちょうど<猫ねこ展覧会2008~猫たちの贈り物~>(4/25(金)~6/8(日))という、猫の絵ばかりを集めた美術展の真っ最中。姉も無類の猫好きだから異論のあろうはずがない。

60名の画家たちによる猫の絵は、メルヘンチックなものから鬼気迫るものまでいろいろ。私のお気に入りは、松山庭園美術館賞に輝いていた「猫のお買い物」(・・・という題だったと思うのだけれど)と「猫の妖怪」(こんな題だったかなあ?)。いずれも富士美猫さんの作品で、着物を着た猫たちが独特の世界を展開する。

順路どおり絵を鑑賞し、最後の部屋にたどり着くとお茶の接待をしてくださる。美術館の主である画家の此木さんは大の猫好きで、今現在8匹の猫を飼っていらっしゃるのだそうだ。その猫たちが、いつもならとっかえひっかえ接待に現れるというのだが、私たちの前に100名もの団体さんがみえていたとかで、さすがにお客様慣れしている猫たちも、びっくりして姿を消してしまったらしい。

あら、残念ねえと言いながらお茶をすすっていると、黒キジちゃんがひょっこり姿を現した。以前飼っていたくりちゃんにそっくり。かわらしいというよりむしろ精悍な雰囲気で、いかにもキジ猫。遠巻きにヒトのことを見ているから、いらっしゃいよ、と手招きするとひょいと膝に乗り、しばらくモミモミした後、そのままアンモナイト。

接客のお手伝いをされていた女性が、この子はあまり人になついていなくて、知らない人の傍には滅多に近づかないのに、あら、寝ちゃったんですかとそれはそれは驚き、ねえねえ、トラちゃんが膝に乗っているわ・・・と他の女性まで呼びに行って、たちまち見世物。伊達に10匹飼ってるわけじゃないのよと、背中に彫った猫の刺青みせながら啖呵のひとつもきりたくなったが、それ以上に、改めて自分の猫まみれの身の上を思い返し、身が縮こまる。

ひとしきり猫談義をした後、庭に出ると白猫ちゃんの登場。ミルクちゃんという名前だそうだ。撫ぜていると、さきほどの女性がわざわざ庭に出てこられ、この子は美術館にいらっしゃるお客様のお出迎えをする看板娘なんですよ、と話してくれた。

「実はこの子には裏話がありましてね、もう12年も前になるんですけれど、どこからかこの子が突然現れたんです。此木さんは猫がお好きなので飼ってあげようとされたのですが、先住の子が絶対に受け入れずものすごい喧嘩。一緒に飼うことはできないと、ご夫妻で泣く泣く八日市場の駅まで捨てにいかれました。

ところがこの子、次の日に帰ってきたんです。一生懸命帰ってきたのですから、飼わないわけにはいきません。此木さんがおっしゃるには、捨てに行く車中、窓から外をじっと見ていたけれど、あれは、帰る道を必死で覚えていたに違いないと。」

八日市場の駅から美術館まで3キロ近くある。いくら賢い猫でもまさか・・・と思ったが、ミルクちゃんならやりかねない。猫を駅まで捨てに行ったご夫妻の様子が目に浮かび、内心苦笑い。捨ててはみたものの、もともとが大の猫好き。捨てた夜は眠ることもままならず、戻ってきてはくれまいかと、心のどこかで念じていたのだろう。その思いが通じたに違いない。

絵と猫と緑を満喫した後は、美術館の前を通る県道(?)を隔てた山里の奥深くに建つ「飯高檀林」に立ち寄った。ここは立正大学発祥の地とか。1560年に開設された日本最古の大学跡ということもあって、合格祈願と書かれた絵馬が並ぶ。最高の知が結集していただろうこの地の空気を吸って、少しだけ賢くなったような気持ちになって帰路につく。

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写真:(上)ガンダ彫刻の前でポーズをとってくれたミルクちゃんとトラちゃん。(下)飯高檀林。鬱蒼とした木々はどれも相当な樹齢。歴史を見てきたのだろうと思うと不思議な気持ちに。


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猫も杓子も首相候補

2008年05月25日(日)

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支持率20パーセント台を割りそうなほど(もう割った?)、人気が低迷している福田首相。辞めるつもりなどないだろうと個人的には思っているけれど、巷間喧しく語られるようになったのが、誰が次の首相になるかということ。昨日の朝日新聞にも、次期首相と目される人物について触れている記事があった。

で、なになに、町村信孝に中川秀直に小池百合子だと~っ!日本人やめますか?と思わず自分に問いかけてしまいたくなる面子。他のメディアでは、この他に麻生太郎や与謝野馨の名前を散見するが、どうひっくり返してみても好みのオトコがいない…違う…首相の器たる人物がいない。

どうしてこの人たちが担ぎ出されるのか、まったくもって不可解だけれど、中川秀直を除けば(個人的見解)、衆人受けしそうな「雰囲気」を持っているからなのか。今の政治に必要なのは政策よりもルックス、そして嘘八百を口にできる山師の気質だっけ。

猪口才な選挙管理内閣を作って人気を盛り返し、政権交代を避けようと企んでいることなど、誰の目にも明らかだけれど、それにしてもこの人たちの口から、国をどうしたいのか、国民の生活をどう保障してゆくのかという政策ビジョンを、一度たりともまともに聞いたことなどありはしない。

長か半かと博打場で、いかさまサイコロ転がして国政を動かしてきた政権が大勝する国だもの、まっとうな政策論議なんざウザくて仕方がない。それよりアキバに行って、オタクのふりをしたほうがよほど票につながる。

そういえば1986年の衆参同時選挙選で、「大型間接税は導入いたしません。この顔が嘘をつく顔に見えますか」と大見得を切り、圧倒的多数を得たことをいいことに消費税導入のレールを敷いた嘘つき政治家がいたけれど、あのお方も自民党だったっけ。

中川秀直は出版した本の中で自ら女性問題を暴露し、禊を済ませての総裁選出馬だと言わんばかりの新聞の論調だったけれど、「何考えてんのよ」とその字面に悪態。

中川の女性問題は単なるオトコとオンナの問題ではなかったはず。中川に支払われたとされる機密費2億2千万円はどこに行ったのか。素人さんには怖くて立ち入れないけれど、これだけのスキャンダルでも政治生命が絶たれないという悠長なお国柄…どころか首相候補。

町村信孝は後期高齢者医療制度の抜本的な見直し不要論者、75歳まで生きるつもりはないらしい。あとは、寿司を背負った渡り鳥と漫画太郎と君死にたもうことなかれ主義の与謝野かァ…日本、しっかりせいや!

不毛の首相候補記事にウンザリしていたら、ここにきて一院制の導入などという突飛な話。森、小泉、安倍元首相が顧問といえばその目論みはミエミエで、自民党の一党独裁延命のための「暴案」。国会審議の迅速化のためだと言うが、今だって民意を無視し、数にもの言わせての強行採決、十分に迅速化しているじゃない。

政権が変わったところで、日本が真に変われるのかどうかはまったくもってわからないし、期待もそこそこ。けれど今のままでいいはずはない。国会議事堂内部は、1955年以来実に50年以上にわたって(ほぼ)政権を握り続けてきた自民党の腐臭が蔓延し、縄張り争いのマーキング跡で染みだらけの赤いじゅうたんからは、強烈なアンモニア臭。

「有権者、一人一瓶消臭剤」が総選挙の際の合言葉。

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写真:(上)舌を出したくなるよな政治だわねえ、ほんと。(下)烏合の衆ならぬ、猫合の衆。民主主義の怖さは有無を言わせぬ多勢の勝利。・・・それにしてもいっぱいいるなあ、猫。


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プロフィール

ジュリママと猫たちを乗せて走る鈍行列車のちゅうちゅうとれいん。車窓から見える風景を、気ままに書き綴るブログです。あけみちゃんの絵日記、『あけみ参上つかまちゅりーっ!』もどうぞよろしく。どちらもボチボチの更新ですが、末永くおつきあい頂ければ嬉しく思います。

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