ぽんぽこりん♪
2007年11月14日(水)
昨日の夕方、拾った子たちのうちの2ニャンの目がウルウルしているので、獣医さんに連れていかなくちゃ…と思って準備をしていると電話が鳴った。
○○さん「裏の○○です。悪いんですけど、庭にウンチをされて臭いので、お宅の庭に植木鉢の中に柔らかい土を入れていくつか置いておいてくれないかしら。そうすればウチではしないと思うんです」。
ジュリママ「申し訳ありません。普段から庭の四方の土を柔らかくして、なるべくウチでしてくれるように工夫しているのですが、それでもまだそちらに行っているようでしたら、明日中に複数のポットを設置します。」
○○さん「でね~奥さん、なんで外猫なんているんですか?猫にエサをあげなきゃいいじゃないですか?エサやり、やめてくれません?」
ジ(きたーっ!ははあん、やっぱり保健所とクレゾールおばさんは当初の予想どおりこの人だったか…。こちらから電話を掛けた時には、猫のウンチなんて自分で掃除すればいいんですから気にしないで下さい、私は猫が好きですからって確か言っていたはずけれど、電話を切ってから悶々として眠れぬ夜を過ごしたか?)
ジュリママ「お庭にいた猫って、どんな模様でしたか?」
○○さん「これこれしかじか」
ジ(またしても隣の飼い猫と、黄色い首輪をしたどこかのアメショーもどきの飼い猫じゃない!)
ジュリママ「それは私の家の猫ではありませんが、猫が迷惑をかけないよう、できる限りのことはさせて頂きます。でも、申し訳ないのですがエサを与えるなというご意見にだけは従う気持ちはありません。」
○○さん「でも、それって近所迷惑でしょ。猫のウンチってすっごく臭いんですよね。」
ジ(人間のウンチだって、相当な臭いでしょがあ。排泄が思うようにならないご老人がどんな虐待を受けているかご存知?排泄物が「臭い、汚い」と言われ、雑巾でひっぱたかれ、オムツも取り替えられずに寝たきりの放置状態。猫のウンチが臭いと言っている自分だって、いつの日かウンチで泣く事になるかもしれないというのに。)
ジュリママ「人間にとって清潔であること、目障りなものの姿が見えないこと、こうした環境は必ずしも地域社会にとって快適なものとは言えないのではないですか?避妊、不妊手術をすることなくむやみに増やすこと、エサ場以外で無数の猫を集めてエサをやること、ご近所の苦情を真摯に受け止めて改善しようとしないこと、これは問題だと思いますが、自分にとって都合の悪いもの、邪魔なものをすべて排除しようとする考えは、人間の弱者の排斥にもつながり、ただでさえ高齢化しているこの地域で、今後の近隣の相互扶助にも大きな影響を与えるのではありませんか?
猫と人間は違うとお考えになられるかも知れませんが、弱者との共存・共生を考える上では同質なのではないでしょうか。どんな生き物であれ、生存の権利を奪う考え方に共鳴することはできません。できる範囲で猫が嫌いな方との妥協点を見出して、共に生きる社会を形成することを私は考えています。」
○○さん「でもねえ、避妊だ不妊だって言うけれど、私んちにはそんなお金はありませんし、簡単にはできないでしょ。だから猫を寄せ付けないようにするのが一番なんじゃないんですか?」
ジュリママ「貴女はお子さんを立派に育てあげられていますけれど、そのためにどれほどのお金を使われました?私には子供がいませんから、猫たちに手術をしてあげるお金はなんとかなります。そのことで少なからず社会に還元しようという意図も含まれています。それに、子供が人様を傷つけたのなんので苦労する親を思えば、ウンチをして困るという苦情に対処することなど、なんでもありませんし。」
○○さん「はあ、そうですか…。」
ジ(はい、そうです。猫のウンチ、ウンチと騒いでいると、脳みそがウンチになっちゃいますよ。あまりウンチに拘るから、私の返事も思わず「屁理屈」のこね回し。)
というわけで、本日はそのお宅との境目に、柔らかい土を入れたポットをズラリと並べる作業に半日。ついでに塀にネットを張り巡らせたのだけれど、効果はあまり期待できそうにない。今月中に、公園にあるような、川砂を入れた大きめの砂場を庭に作ることにしよう。
作業をしながらもう一度そのお宅の庭を覗くと、水の入ったペットボトルが、以前にも増してズラリと並んでいる。それに、クレゾールの臭いも微かに鼻につく。クレゾールおばさんはやっぱりここだったのか。庭仕事をしている間、田吾作ちゃんがくっついて歩いていたので「お隣に行っちゃだめよ」と言い聞かせたけれど、わかってくれたかしら。
こうなったら「理論武装」しておかなくちゃと、改めて外猫に関する都の行政指導報告書などを読んでみると、猫のエサやりについては自宅の敷地内であれば、制止、規制をすることはできないらしい。問われるのはあくまでもエサをやる側のモラル。そして個体数を減らす努力。
行政もやっと猫を「処分」するのではなく、どう共存するかということに腐心し始めたようだ。それもこれも動物の保護団体、もしくは心ある人々の運動の成果。それでも猫を毛嫌いする人に、猫との共存が本質的に何を意味するのかを理解してもらうには、まだまだ時間がかかるだろう。
しかし改めて(本物のタヌキちゃんには悪いけれど)タヌキのしっぽを見た思い。話している最中に、突然受話器が木の枝にならなかったのが不思議なぐらい。それでもまあ、当事者同士が意見を言えるようになったことだけは、進歩したと喜ぶべきか。
写真:(上)3ニャンズの中でも一番の美人ちゃん!(左)3ニャンズはかわいすぎ。情が移らないうちに里親を探さなくちゃ!
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プロフィール
鈍行列車の「ちゅうちゅうとれいん」はいつも満員(ふ~っ…)!時々燃料切れを起こして更新が滞ることがありますが、どうぞ末永くおつきあいくださいネ。姉妹編の「あけみ参上つかまちゅり~」もよろしくお願い致します。
Cast

樹里絵(jyurie):1998年生まれ。マイペースで世話が焼けません。性格温厚で超パパっ子。

桃之輔(momonosuke):1999年生まれ。甘えっ子ですが、ものすごく臆病で、ほとんど一日中、布団の中に隠れています。

亜依子(aiko):2000年生まれ。自己主張が強くて偏屈ですが、そこがまた可愛いいんだなあ。超ママっ子です。

真美(mami):2005年生まれ。外見はタヌキそのもの、性格は犬そのものです。才気煥発で気性が激しい。

美意子(miiko):2005年生まれ? 歯を見ると6、7歳…本当は何歳だろう?一日中、文句たらたら言っています。

奈々(nana):2001年生まれ。ようやくノラっぽさもなくなり、明るい陽気な子になりました。
明美(akemi)にゃ三郎(nyasaburou)、小牧(komaki):2007年生まれ。仲良し3兄弟。毎日楽しそうに暮らしています。

里音(satone):2009年8月保護。どんな生い立ちでどんなニャン生を過ごしてきたのか、それは謎です。未来を生きる猫!

寿々(suzu):1994年12月~2010年3月12日。パパの仕事部屋に入れた唯一の子。人の気持ちがよくわかる、とてもとても頭の良い子でした。

福太郎(fukutarou):1997年4月~2008年3月20日。陽気で甘えっ子。抱っこされるのが大好きでした。お母さん代わりだった寿々との再会、「欣喜猫躍」していることでしょう。
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コメント一覧(4)
あら、なんだかいやな予想が当たってしまったようですね。苦笑
だけどジュリママさんのお話に少しは?圧倒されてくれたかしら。
まぁどこの地域もやることは同じってことでしょうかね。
そうそう、私の場合なんですが参考までに。。。
行政・保健所などは先回りしておくといいと思いますよ。
最悪表では分かったようなフリをしている方の中には
自分が飼っているとウソをついて保健所に搬入する方が
多いのです。
基本的に野良にゃんこたちを保健所に連れて行っても
今の動管法では受け取ることはできないことになっている反面、
自分が飼っているとウソをついたら受け取らざるを得ないそう
ですから・・・。
だから私は事前に連絡しておいて、これこれこういう方から
こういうにゃんこたちを連れてきたら連絡くださいって
お願いしておきました。
あと、地域のボランティア団体を把握しておくこともいいかと
思います。
往々にしてこの手のクレームが上がると市役所⇒保健所⇒
警察?という流れが多いです。
その地域によっては条例を定めているところもありますので
一度役所に市としての考えを聞いておくのも手かなと。
大げさな!とお考えになる方も多いと思いますが、私の場合は
こうやって地域の方へも理解を得ることができて最終的には
その頭のおかしなオバサンのほうがおかしいんちゃうか!?と
みなさん言ってくれるようになりました。
長い時間かかりましたけどね。
長々とスイマセンでした。
あくまでも参考意見として・・・・。
やまだのママ | 2007年11月15日 07:49
ジュリママさん、復活おめでとうございます!
って…顔見せがたいへん遅くなってごめんなさいね。
でも仕事場で休憩時間中に記事は読ませていただいていました。
明日香ちゃんてば取り逃したあの一週間に
こんなびっくり箱を用意していたんですね!
無事保護できて病院にも連れて行って…と大忙しのご様子
大変でしたね。優しい里親さんが見つかることを祈ります。
保健所が訪ねてきたという話は驚きです。
すぐ保健所に告げ口(しかも匿名)するご近所さんがいるとは
なんとも不気味ですね。
キレたらほんとに何されるかわからない…。ぞぞっ。
…でも表面的には普通の人なんですよね。それがコワイ。
しかしジュリママさんの対応は見事ですね。
ちゃんと筋が通っていて、地域猫を擁護する姿勢は
見習いたいと思いました。
↑以上11/9記事へのコメントでした
ジュリママさんの記事を読んでいるとほんとうに
「猫嫌いな人との戦争」だなあと感じます。
それも混み入ったフクザツな、根の深い戦い…。
そんな中でジュリママさんのまっすぐな考え、そして
ご近所への気配りはなかなかできることではありません。
私も「地域猫」のあり方についてもっときちんと
勉強しようと思いました。
ところで子猫たちのなんて可愛いこと!
ジュリママさん「情が移らないうちに…」とおっしゃってますが
もう完全に情がうつっているのでは(笑)?
子猫ってふわふわしてておなかが丸くて手足をじたばたさせて
動きが予測つかなくてとにかく可愛いッ!
猫ってほんとうにいい…。
ただいてくれるだけで心が安らぎます。
体を触っているだけでうっとりします。
すべての人がその幸せな気持ちを知ってくれたら、と思います。
ねこぼーし | 2007年11月15日 19:49
やまだのママさん
さすが経験者!予想はピタリでした(笑)
意見が食い違った場合、意見が通らなかった側の感情がヒートアップする可能性がありますから、警戒しています。
ママさんの闘いも凄まじかったようですね。
ヨソの猫ちゃんを、飼い猫だと偽ってまで保健所に引き渡そうとする人がいるなんてビックリ!
今の社会、「困ったちゃん」は往々にしてノラの世話をしている人・・・ということになってしまっていますが、
本当の「困ったちゃん」は、命を命とも思わない人たち。犯罪にも繋がっていく可能性を持った、恐ろしい社会現象のはずなのに・・・。
やまだのママさんのご意見、ものすごく参考になりました。
ありがとうございます、とても心強いです!!
ママさんに尊敬のマナザーーーシっ~~
ジュリママ | 2007年11月15日 22:49
ねこぼーしさん
お忙しいのに、わざわざコメントをありがとうございます。
一昔前なら、完全に私がキレていたと思うんですが、
年を重ねて、これでも随分おとなしくなりました(笑)
実はネ、今朝の新聞でも話題になっていたのですが、
『となりのクレーマー(苦情を言う人との交渉術)』(関根眞一著、中公新書)という本を買って、対処方法をちょっと勉強しておいたんですよ(ふふふ)
猫ってかわいいですよね^^
花であれ猫であれ、一生懸命に生きているもの、生きようとするものからは実にたくさんのことを学ぶことができます。
猫が与えてくれる「幸せな気持ち」もぜひ知って欲しいですよね、ホント!
ジュリママ | 2007年11月15日 23:00