不可思議な猫、ミミ
2007年10月07日(日)
本屋さんに行くと、人気のある猫さんブログが書籍化されて山積みになっている。なぜかそんな本を見ると「親孝行」という文字が頭をよぎるのは、欲の皮が突っ張っているせいかしら。ダテに猫を飼っているだけ、という我が家とはダンチじゃない。
昨日見たのは、『まこという名の不思議顔の猫』という本。立ち読みをしてきただけなので(買わなくてごめんなさい!)、内容にちょっと間違いがあるかもわからないけれど、ある動物プロダクションが倒産し、そこに残された100匹近い猫を動物愛護団体が保護して里親探し。そのうちの1匹が「不思議顔」のまこちゃん。
飼い主になられた方は、あまたいた血統の良さそうな美猫達の中から「不思議顔」のまこちゃんを見つけだし、この子じゃ他に貰い手がつきそうにもないからと、あえて貰ってきたらしい。この子でいいんですか?と聞かれたとか。
ペルシャと何かのMIXらしいが、確かに元の種類はよくわからない顔立ち。貰った当初はゴリゴリにやせ細り、あちこちにハゲがあり、食にだけは異様なほどの関心を示す。可哀想に、よほど苦労したのだろう。
このお宅にはもう1匹猫ちゃんがいて、こちらも愛護団体経由。京葉道路に捨てられていた子で、名前はしおんちゃん。あのすごい交通量と猛スピードの車の中、誰がどうやって捨てたのだろう。ドイツの、あのアウトバーンにわざわざ動物を捨てる人がいると聞いたこともあるけれど・・・ヒドイ話!
私も首都高を走っていた時、一度だけ路側帯(といってもほんのわずかの幅)を必死の形相で、車の走る方向とは反対の方向から歩いてくる犬を見たことがある。こちらも100キロ以上のスピードで走っているから、車を止めて助けてあげようにも、そんな状況にはない。
どう考えても、助かる見込みなどなかっただろうあの犬の顔が、今もまだ忘れられない。道路公団に連絡をすれば救出してもらえたのかしら。とっさにそんな知恵は回らなかったし、それに、救出されたところで私が引き取らない限り保健所行きは間違いなく、いずれにしても犬の末路は哀れ。
その時のことを思い出し、京葉道路で拾われたという猫の運の良さにまず仰天。ところがこの子、余程、恐い思いをしたのか、家の中でもほとんど姿を現さないのだそうだ。いつもおどおどとしていて、ごはん時に姿を現しはするものの、すぐにどこかに隠れてしまう。
実は、同じような「家庭内野良猫」状態の子が我が家にもいる。ミミちゃんは、京葉道路ほどではないけれど、やはり交通量の激しい国道16号線にあるディスカウントスーパーの事務所脇に捨てられていた。
そこは車の振動がかなり伝わる場所。そのせいなのか、拾ってきてからしばらくの間は、家の前を車が通り過ぎるだけで逃げ出すほどだった。
今もまだ臆病なことこの上なく、ごはんを食べている時に近寄ろうものなら、一目散に逃げ出してしまい、布団の中に潜って出てこない。今日はまだミミちゃんの顔を見ていないわねえ、なんていう日もしばしば。お外の子とのほうが余程接触時間が長い。
人間が大好きなのにいつも隠れてばかりいるこの子。これから先、強い猫に変身することなど絶対にないだろうけれど、それなりに幸せと思って暮らしてくれればいい。
猫のブログを見ていると、これだけ(損得なしに)動物のことを大切に思う人たちがたくさんいるのに、どうして不幸な動物が減らないのだろうかと。心が痛みます。
写真(上):ミミちゃんは他の猫にも警戒心たっぷり。この顔は大の苦手のムメちゃんが側にいるから。ムメモはミミが臆病なことを知っていて、わざと追いかける。(左)終日こうしてベッドの中に潜りこんでいるミミ。
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プロフィール
鈍行列車の「ちゅうちゅうとれいん」はいつも満員(ふ~っ…)!時々燃料切れを起こして更新が滞ることがありますが、どうぞ末永くおつきあいくださいネ。姉妹編の「あけみ参上つかまちゅり~」もよろしくお願い致します。
Cast

樹里絵(jyurie):1998年生まれ。マイペースで世話が焼けません。性格温厚で超パパっ子。

桃之輔(momonosuke):1999年生まれ。甘えっ子ですが、ものすごく臆病で、ほとんど一日中、布団の中に隠れています。

亜依子(aiko):2000年生まれ。自己主張が強くて偏屈ですが、そこがまた可愛いいんだなあ。超ママっ子です。

真美(mami):2005年生まれ。外見はタヌキそのもの、性格は犬そのものです。才気煥発で気性が激しい。

美意子(miiko):2005年生まれ? 歯を見ると6、7歳…本当は何歳だろう?一日中、文句たらたら言っています。

奈々(nana):2001年生まれ。ようやくノラっぽさもなくなり、明るい陽気な子になりました。
明美(akemi)にゃ三郎(nyasaburou)、小牧(komaki):2007年生まれ。仲良し3兄弟。毎日楽しそうに暮らしています。

里音(satone):2009年8月保護。どんな生い立ちでどんなニャン生を過ごしてきたのか、それは謎です。未来を生きる猫!

寿々(suzu):1994年12月~2010年3月12日。パパの仕事部屋に入れた唯一の子。人の気持ちがよくわかる、とてもとても頭の良い子でした。

福太郎(fukutarou):1997年4月~2008年3月20日。陽気で甘えっ子。抱っこされるのが大好きでした。お母さん代わりだった寿々との再会、「欣喜猫躍」していることでしょう。
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コメント一覧(2)
リンク先のまこさん、見に行ってきました。
たれ目、しかも目の下にクマがある人間くさいお顔ですね。
やはり怖い目にあった動物は臆病になるもの。
ジュリママさんのとこのミミちゃんもそうだったんですか。
写真で時々登場しているので気が付きませんでした。
(たしか…おひとよし猫さん…でしたね?)
そうなんだ、ベッドの中が一番安心できるんだね。
我が家の末っ子お転婆シマも、家では好き放題やってるのに
来客があると怖がってふとんの中に逃げ込みます。
ライナスの毛布みたいなものなのかな。
ねこぼーし | 2007年10月14日 18:11
シマちゃんのように、
内弁慶の子ほど臆病かもしれないですね。
人間でもそうですものね。
生まれてから怖い目に遭ったというだけではなく、
胎教もかなり影響しているように思うんです。
ノラちゃんで、大きなお腹を抱えながら辛い目に
遭った母猫の子は、生まれてすぐに拾ってあげても、
びくびくしていて臆病な子が多いのは不思議・・・
最近玉子を買う時には、なるべくストレスのたまっていない、
放し飼いの母鶏の玉子を買うようになりました。
関係ないかしらん????(笑)
ジュリママ | 2007年10月15日 22:10