前月へ 2007年07月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 翌月へ

«-  あな恐ろしや、鬱病薬「パキシル」 | TOP | 乳腺腫瘍というにっくき病  -»

タイトルバック

ココちゃん、家猫になるの記

2007年07月03日(火)

20070703-01.jpg

6年間という長い外猫暮らしから足を洗い、ココちゃんが家猫に昇格したのは、つい3ヶ月ぐらい前のこと。どこからともなくこの付近に姿を現したが、その頃はまだ生後2ヶ月ぐらいの子猫。庭先に、チョロチョロと白黒のおちびちゃんの姿が見え隠れするようになった時には、てっきり、どこかで子猫を飼ったものとばかり思っていた。

ところがある日、2軒先の動物好きの奥さん、Sさんと道で会うと、このごろおちびちゃんが庭にいるけど、どこの猫かしら?と尋ねてくる。雨の日は、その家の物置の下で雨宿りをしているらしい。そんな話をしていたら、白黒猫が目の前。ああこれこれ、と二人で指差し、捕まえようとしたけれど、まあそのすばしこいこと。人間にまったく興味がないといういうわけではないらしく、さりげなく二人の周りをウロウロ。

この子、どうやらメス猫。Sさんと顔見合わせ、6ヶ月ぐらいしたら避妊手術をしなくちゃいけないわねえと。手術の日までには手なづかせておきたかったから、それからというもの、とにかく触る努力。姿を見かけるとそっと近寄ってはタッチ。そのたびごとにびっくりして逃げるが、数ヶ月もそんなことを繰り返しているうちに自分から寄ってくるようになり、頭をひとなで、ふたなで、みなで…6ヶ月ぐらい経つと抱けるまでになった。

さていよいよ避妊手術、動物病院に連れていこうと庭先でココをケージに入れていると、そこにピーちゃんの飼い主が現れ、その子、うちで手術をして飼いますからと突然。飼うって…ピーちゃんだってすでに飼っているとは言えない状態なのに。

ピーちゃんはその頃すでに、家の中には入れない猫として暮らしていた。そんなピーちゃんの遊び相手にとでも思ったのか、あるいはメス猫なら家の中で飼えると思ったのか。とんでもない、いずれにしても先は見えている。外猫として飼うなら、我が家で手術をしたほうがよほど最後まで責任を持ってあげられる、そうは言えないから遠まわし。我が家でエサをあげていましたし、かえってご迷惑でしょうからとお断りをして、そそくさと病院に連れてゆき、‘ウチの外猫”という既成事実をこしらえてしまった。

おとなしい子で、だから手術後、外猫のままでいさせるのはかわいそうだったが、当時まだクリという野性味たっぷりのオス猫がいて、それがガブリと襲うのではないかと心配、家に入れてあげる決心がつかなかった。ぐずぐずしながら、ようやく2年目に意を決して家の中。

先住猫は思ったほど関心を示さなかったが、長い間の外猫生活、ココにとっては家の中のほうがよほどストレスらしく、一日中窓をカリカリと磨いて、出る出る出るの大騒ぎ。しばらく様子を見ていたが、却ってかわいそうに思い、外に戻してしまった。それ以後、外猫のまま。

6年目にして突然家の中に入れたのは、ちょっとした事件があったから。我が家に時々エサを食べにきていたトトちゃんが、このごろ姿を見せなくなったと思っていた矢先、こちらも時々エサをもらいにきていたチャーちゃんが、突然唸り声とも悲鳴ともつかない鳴き方をして庭に飛び込んできた。毒を食べたに違いない。Sさんと、病院に連れていってあげようと相談をしていた間に、チャーちゃんはいなくなり、それきり二度と姿を現さない。

猫を捕まえると騒いでいた近所の住人、しばらくは静かだったが、何か行動を起こしたのだろうか。いずれにせよ、何かしらの危機が迫ったのは事実。我が家の外猫のクウちゃんとロミちゃんは、滅多によそに行かないし、助けようにも触ることもできないから、運を天に任せるしかないが、ココちゃんは助けることができる。すぐにココを探しに行き、そのまま家の中に入れてしまった。またしても出る出る出るの大騒ぎが続いたが、今度ばかりは命がかかっているから、断じて外に出すことはできない。どんなに騒いでも知らんぷりを決め込んで我慢をしていたら、最近ようやく落ち着いてきた。

ココちゃん、「はっちゃん日記」のはっちゃんに表情や仕草がなんとなく似ていて、だから時々、あれぐらいの親孝行、恩返しが期待できないものかと、欲かきばあさんの心境。マッド・アマコの「はっつぁん日記」なんてどうかしらと考えたりもするが、う~ん、柳の下に猫二匹・・・は、無理かア。

20070703-02.jpg  

写真:(上)あごにも黒い模様、ご近所からはアゴちゃんと呼ばれていた。(左)外猫のクウちゃんに冷やかされると、デル!デル!デル!の騒ぎがますます大きくなる。


«-  あな恐ろしや、鬱病薬「パキシル」 | TOP | 乳腺腫瘍というにっくき病  -»

コメント投稿

(承認制となっておりますことをご了承ください。)


(必須)



コメント一覧(2)

こんばんは、お邪魔します。
僕のブログへのコメント、ありがとうございました。

このココちゃん、アゴヒゲが精悍でカッコイイですね!
って、女の子のようですが・・・(^^)

外猫さんだったのを、諸々の危険から助けるために
家猫にされたのですね。

外猫の世話をしている人は多いでしょうが、
そこまでできる人はあまりいないと思います。

感心するとともに、自分もしっかりとちびを育てていかないと、
と改めて思いました。

雲島 | 2007年07月06日 01:06

雲島さん

いらっしゃってくださってありがとうございます!
あれからまた、ブログをじっくり拝見させて頂きました。

素敵な写真をたくさん撮られていらっしゃるのですね。
猫ちゃんたちとの、たくさんの出会いがおありだったのに、
ちびちゃんだけが雲島さんに飼ってもらえたなんて、
ほんとうにラッキーな子ですね。
これもご縁なんでしょうね。

ちびちゃんの成長を楽しみにしています!!

ジュリママ | 2007年07月07日 22:37

«-  あな恐ろしや、鬱病薬「パキシル」 | TOP | 乳腺腫瘍というにっくき病  -»

サブタイトルバック

プロフィール

鈍行列車の「ちゅうちゅうとれいん」はいつも満員(ふ~っ…)!時々燃料切れを起こして更新が滞ることがありますが、どうぞ末永くおつきあいくださいネ。姉妹編の「あけみ参上つかまちゅり~」もよろしくお願い致します。

サブタイトルバック

Cast

樹里絵
樹里絵(jyurie):1998年生まれ。マイペースで世話が焼けません。性格温厚で超パパっ子。

桃之輔
桃之輔(momonosuke):1999年生まれ。甘えっ子ですが、ものすごく臆病で、ほとんど一日中、布団の中に隠れています。

亜依子
亜依子(aiko):2000年生まれ。自己主張が強くて偏屈ですが、そこがまた可愛いいんだなあ。超ママっ子です。

真美
真美(mami):2005年生まれ。外見はタヌキそのもの、性格は犬そのものです。才気煥発で気性が激しい。

美意子
美意子(miiko):2005年生まれ? 歯を見ると6、7歳…本当は何歳だろう?一日中、文句たらたら言っています。

奈々
奈々(nana):2001年生まれ。ようやくノラっぽさもなくなり、明るい陽気な子になりました。

明美 にゃ三郎 小牧
明美(akemi)にゃ三郎(nyasaburou)、小牧(komaki):2007年生まれ。仲良し3兄弟。毎日楽しそうに暮らしています。

里音
里音(satone):2009年8月保護。どんな生い立ちでどんなニャン生を過ごしてきたのか、それは謎です。未来を生きる猫!

寿々
寿々(suzu):1994年12月~2010年3月12日。パパの仕事部屋に入れた唯一の子。人の気持ちがよくわかる、とてもとても頭の良い子でした。

福太郎
福太郎(fukutarou):1997年4月~2008年3月20日。陽気で甘えっ子。抱っこされるのが大好きでした。お母さん代わりだった寿々との再会、「欣喜猫躍」していることでしょう。

サブタイトルバック

検索

 

QLOOK ANALYTICS