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居候、3杯目でも遠慮なし

2007年06月21日(木)

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一休さんのところから我が家にきた猫は2匹。しょっちゅう猫を拾っているから、猫を貰ってと一休さんから懇願された人は数知れず。姉もその一人だが、姉にとっては義理の兄。だから、よほど無理なことでもない限り、頼まれたらそう簡単に断ることもできない。

その時も一休さん、猫を拾ったはいいがすでにいる子との折り合いが悪く、飼ってあげることができないから貰ってほしいと、いつもの口上を並べ立てて電話をしてきたらしいが、姉もすでに猫を飼っている。

その子、親子3匹で我が家に迷い込んできたうちの母猫。子猫は人間を知らず、だから触ることもできないから仕方なく外猫、母猫のほうは人に馴れていて性格も穏やか、いつか家の中に入れてあげたいと、その機会をうかがっていた。けれどその時すでに2歳ぐらい、先住の猫とうまくやっていけるだろうかという不安が先立ち、なかなか決心がつかないまま、何ヶ月かが過ぎてしまっっていた。

そんな時、数年ぶりに姉が我が家を訪れた。多忙な人だから会う機会などほとんどない。いや、ほんとうは姉との間には母の介護の問題、どちらが母の面倒を見るかという世間にありがちなゴタゴタ、そのせいで疎遠になっていたというのが正直なところ。介護に疲れて精神的・肉体的に限界、だから母を少しだけでも預かってと持ちかけ、やっとのことで母を連れにやってきた日のことだった。

後にミニイちゃんという名前になった母猫、昼間いることなど滅多になかったが、その日にかぎって一日中家から離れず、何を思ったか、人目に一番触れる玄関の足ふきマットの上で寝ていた。かわいいわねえ、と姉が呟いたそのタイミングを逃さじとばかり、ねえ、この子連れていかない?

猫が欲しかった姉は二つ返事、喜んで連れ帰った。本来の用事のはずだった母の話はドサクサにまぎれてそのまま、連れてゆくはずの母が猫に化けてしまったという、落語みたいな話。

その猫を目の中に入れても痛くないというほどかわいがっていたから、他の猫を飼う気などまったくなかったが、義兄の頼み、断ることもできずに貰ってしまったという。ところが貰った子とミニイちゃんは殊の外相性が悪い。手に負えず、ついに誰か貰ってくれないかしらと。

聞けば生後2ヶ月ぐらいの子猫。それぐらいの子なら貰い手もつきそうと、心当たりの何人かにメールを出すと、すでに3匹飼っていた友人が、3匹も4匹も同じだからいいわよ、と連絡してきてくれた。姉とはその友人の家で待ち合わせ。どんな猫がくるかと楽しみに待っていたが、姉の持ってきたケージの中からのっそりと現れたのは、子猫ならぬ大猫。どう見てもユウに生後半年。

友人には子猫と言った手前申し訳がたたず、ごめんなさいねえと、謝りながら連れて帰るつもり、ところが、その様子を黙って見ていた友人の息子さん、突然猫をさっと抱き上げ、逃げるように二階に連れていってしまった。友人とあわてて追いかけたが、せっかくウチに来たのに、返すなんてかわいそうじゃないかと言って、猫をしっかり抱きしめ放さない。

その子、その頃中学2年生。登校拒否で、学校にはほとんど行かずに「引きこもり」。髪を茶色に染め、挨拶もろくすぽしない。友人と会うといつもその子の話でもちきり、高校に進めないかもしれないと心配し、悩み、嘆いていた。

それからもう7年ぐらいになるか、先日久しぶりに友人と会った。息子さんも一緒だったが明るい顔、その後専門学校を卒業し、それなりに楽しく仕事をしているらしい。あの優しさだもの、きっと大丈夫と思っていたとおり。

子供の心配がなくなった彼女の今度の嘆きは、あの日置いてきた猫のこと。ものすごい大食漢で大変なのよお・・・と。一日中後をくっつきまわり、ゴハンッ、ゴハンッとなきわめく。あまりにうるさいから、つい缶詰を開けてしまうのだが、その甲斐あって(?)、かつての大猫はさらなる大猫、いまや10キロを越すほどになってしまったという。またしても平謝り。

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写真:(上)救いの主が現れ、めでたく友人の家の子になったアヤちゃん。(下)姉夫婦のところでメロメロに可愛がられているミニイちゃん。


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コメント一覧(4)

幸せ物語ですねぇ^^
みんなこうして猫の輪が広がっていくんですね!
うちも姉が二人いるのですが、同じように猫続きの縁が
ありますよ。
やまだが産んだ子供のうち2頭は今も姉のところで
幸せに暮らしていますし。
もう一人の姉の家には、庭先に来ていた子を保護して
今はものすごいデブ猫に変化を遂げている子がいます。
猫好きの人の姉妹ってなぜか同じように猫を飼っている
人が多いように思います。

やまだのママ | 2007年06月22日 19:23

やまだのママさん

やまだのママさんのお家の猫事情って、
我が家にほんとうに良く似ていますねえ。
なんだか嬉しくなってしまいます。

そうそう、このブログの左側の猫温度計、
やまだのママさんのブログを拝見してすっかり気に入り、
貼りつけさせて頂いたんですよ。ありがとうございます!

ジュリママ | 2007年06月23日 15:16

こんにちは^^ブログに訪問、コメントありがとうございました。
とても、素敵なお話ですね^^
我が家の猫ずは兄弟、姉妹と他所からいただいたりとで今は11匹の大所帯です^^;
悲しい別れもありますが新しい出会いもありで、猫のいない生活は考えられないほど大事な存在になってますねぇ。
みなさんのブログの猫ちゃんとお会いできるのもとても楽しみにしていますよ。これからも、よろしくおねがいします^^

ポーちゃんママ | 2007年06月23日 16:59

ポーちゃんママさん

いらっしゃってくださって、ありがとうございます。
11匹と書かれていたので、もう一度ブログを拝見しに行きましたが、フハッ、数えきれませんでした(~~;)
でも、何回見てもかわいらしい猫ちゃんたちばかり。
いいですね、とても楽しそうで!

これからもしょっちゅう遊びに行かせていただきます。
こちらこそ、どうぞよろしくお願い致します!

ジュリママ | 2007年06月23日 23:15

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鈍行列車の「ちゅうちゅうとれいん」はいつも満員(ふ~っ…)!時々燃料切れを起こして更新が滞ることがありますが、どうぞ末永くおつきあいくださいネ。姉妹編の「あけみ参上つかまちゅり~」もよろしくお願い致します。

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樹里絵(jyurie):1998年生まれ。マイペースで世話が焼けません。性格温厚で超パパっ子。

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桃之輔(momonosuke):1999年生まれ。甘えっ子ですが、ものすごく臆病で、ほとんど一日中、布団の中に隠れています。

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亜依子(aiko):2000年生まれ。自己主張が強くて偏屈ですが、そこがまた可愛いいんだなあ。超ママっ子です。

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