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仲良きことは美しき・・・かな?

2007年06月01日(金)

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人間にも相性があるように、猫にだってもちろん相性があって、嫌いはどうやっても嫌い。誰とでも仲良くしなくちゃだめよと諭してみても、そんなもの同士が好きになる確率なんてほとんどない。フェロモン入りの媚薬で仲良くさせようとした試みが、結局は失敗に終わったのも、スキだのキライだのという感情は、そうそう簡単にコントロールできるものではないという証拠。

猫ばかりではなく、ただの人形にも好きだの嫌いだのという感情があるなんていうと、まるでオカルトの世界みたいだけれど、我が家にあるペアの二組の「人形」のこと。ひとつは友人がウィーンに行った時のおみやげ。北海道のおみやげといえば毬藻、福岡なら明太子、音楽の都ウィーンなら当然音楽にまつわるもので、男の子は内巻きカールの銀髪のかつらを被ってクラリネットを吹き、女の子はヒラヒラしたレースで飾られた、裾の広がったドレスを着てバイオリンを弾いている。

一見かわいらしい人形なのだが、これがどうも相性が悪く、いくら向き合わせて置いても、数日経つと女の子のほうが男の子から微妙に遠ざかり、そのうちにまったくそっぽを向いてしまう。この子、なんとなく意地の悪い顔をしていて、取り付く島のない感じ。それに比べて男の子のほうはあまり利発そうに見えるタイプではなく、ただ人が良さそうなトッポイ坊や。そっぽの向き方からして、どうみても女の子が男の子のことを嫌っているようにしか見えない。いくら向きを直しても同じことの繰り返し、いい加減気味が悪くなって、ついに人形供養。

もう一組は輸入雑貨のお店で買った、バリだかなんだかのありきたりの猫の置物。男猫はリコーダーらしき縦笛を吹いていて(もしかすると、クラリネット)、女猫はバイオリンを弾いている。だからその組み合わせはウィーンの人形と同じ。ただしこちらのウリは音楽ではなくて、たぶん着ている民族衣装。音楽の本場からやってきた人形は、さすがに演奏が上手そうな楽器の構え方だが、バリのほうはといえば、どちらもぎこちなく、見るからにヘタそう。

なまじ上手くないから、お互いに演奏で競いあうこともなく、仲良くしていられるのかもわからないが、この子たちは並べて置いておくと、いつのまにかぴったりと寄り添い、次第に向き合い、最後にはどうみてもKissをしているようにしか見えなくなる。女の子が積極的に迫っているふう。人形ごときにそんなことがあるはずはないと思うのだけれど、恋は不思議ね、と歌われているぐらいだもの、人であろうと人形であろうと、恋にまつわればきっと不思議なことが起きるに違いない。

そんなことを書いていたら、ミミちゃんとサビちゃんの大喧嘩が始まった。相変わらず喧嘩を売ったのはサビだけれど、きょうはミミも強気。最近では「あら、また?」とつぶやくだけで仲裁もせず、喧嘩の終わった後に飛び散った毛を集め、白毛が8割だからミミの負けね、とそれだけ。仲が良いのは確かに美しいけれど、こうして喧嘩を売りながら、一匹狼(猫)で逞しく生きていける強さというのも、これはこれでいいのかも。

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写真:(上)ミミちゃんとサビちゃん。これから喧嘩が始まるところ。右端にわずかに写っているのが仲良し猫人形。(左)サビがしかけた喧嘩に、ミミちゃん猛然と反撃!


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プロフィール

鈍行列車の「ちゅうちゅうとれいん」はいつも満員(ふ~っ…)!時々燃料切れを起こして更新が滞ることがありますが、どうぞ末永くおつきあいくださいネ。姉妹編の「あけみ参上つかまちゅり~」もよろしくお願い致します。

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樹里絵
樹里絵(jyurie):1998年生まれ。マイペースで世話が焼けません。性格温厚で超パパっ子。

桃之輔
桃之輔(momonosuke):1999年生まれ。甘えっ子ですが、ものすごく臆病で、ほとんど一日中、布団の中に隠れています。

亜依子
亜依子(aiko):2000年生まれ。自己主張が強くて偏屈ですが、そこがまた可愛いいんだなあ。超ママっ子です。

真美
真美(mami):2005年生まれ。外見はタヌキそのもの、性格は犬そのものです。才気煥発で気性が激しい。

美意子
美意子(miiko):2005年生まれ? 歯を見ると6、7歳…本当は何歳だろう?一日中、文句たらたら言っています。

奈々
奈々(nana):2001年生まれ。ようやくノラっぽさもなくなり、明るい陽気な子になりました。

明美 にゃ三郎 小牧
明美(akemi)にゃ三郎(nyasaburou)、小牧(komaki):2007年生まれ。仲良し3兄弟。毎日楽しそうに暮らしています。

里音
里音(satone):2009年8月保護。どんな生い立ちでどんなニャン生を過ごしてきたのか、それは謎です。未来を生きる猫!

寿々
寿々(suzu):1994年12月~2010年3月12日。パパの仕事部屋に入れた唯一の子。人の気持ちがよくわかる、とてもとても頭の良い子でした。

福太郎
福太郎(fukutarou):1997年4月~2008年3月20日。陽気で甘えっ子。抱っこされるのが大好きでした。お母さん代わりだった寿々との再会、「欣喜猫躍」していることでしょう。

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